看護師の不倫は多い?慰謝料請求できないケース5つと看護師の浮気率

看護師の不倫は多い?慰謝料請求できないケース5つと看護師の浮気率

著者情報

籾山 善臣

籾山 善臣 弁護士

リバティ・ベル法律事務所

神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・取材】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこっと弁護士Q&A、東京新聞、毎日新聞、週刊女性他

看護師は、職業柄、不倫していることが多いと言われることがあります

もっとも、看護師だから不倫をしているとの決めつけはできず、慰謝料請求をする場合には不倫の事実や証拠などを確認する必要があります。

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この記事の要点

・看護師に不倫が多いとされる理由は、生活リズムがズレやすい、異性と接する機会が多い、職場内で悩みを共有しやすい、仕事でストレスを抱えやすい、多忙で夫婦の時間がない、仕事上の信頼関係が強い 、外出の口実を作りやすいなど、様々なものがあります。

・看護師の不倫に気付いた場合、不倫の証拠などを集めて慰謝料請求できる場合がありますが、時効が完成していた場合などには認められないことがあります。

・看護師の不倫に気付いた場合でも、病院や家族に言いふらすと、かえって慰謝料を請求されるおそれがあります。

この記事を読めば、看護師の不倫にどのように対応すべきかよくわかるはずです。

目次

1章 看護師に不倫が多い理由7つ

看護師に不倫が多いと言われる理由様々ですが、仕事における働き方が影響していることもあります

例えば、看護師に不倫が多い理由としては以下の7つがあります。

理由1:生活リズムがズレやすい
理由2:異性と接する機会が多い
理由3:職場内で悩みを共有しやすい
理由4:仕事でストレスを抱えやすい
理由5:多忙で夫婦の時間がない
理由6:仕事上の信頼関係が強い
理由7:外出の口実を作りやすい

1章 看護師に不倫が多い理由7つ

それでは、看護師に不倫が多い理由について順番に説明していきます。

1-1 理由1:生活リズムがズレやすい

看護師は、生活リズムが配偶者とズレやすいため、不倫を疑われることがあります

夜勤や早番、遅番などがあると、夫婦で一緒に過ごす時間が減りやすいためです。

生活時間が合わない状態が続くと、家庭内で会話をする機会も少なくなります。

例えば、配偶者が寝ている時間に出勤し、配偶者が帰宅する時間には仮眠を取っていることがあります。

家庭の接点が薄くなることで、職場の相手に気持ちが向きやすくなることがあるのです。

1-2 理由2:異性と接する機会が多い

看護師は、異性と接する機会が多い仕事です

医師、患者、同僚、他職種のスタッフなど、日常的に多くの人と関わるためです。

不倫は、最初から恋愛関係として始まるわけではなく、仕事上の会話により距離が近くなることもあります。

例えば、同じ病棟で働く医師や同僚と一緒に過ごし、自然と私的な話をするようになることがあります。

異性と接する時間が長いほど好意が生まれやすく、仕事上の関係が私的な関係へ変わってしまうのです。

1-3 理由3:職場内で悩みを共有しやすい

看護師は、職場内で悩みを共有しやすい環境にあります

家庭で仕事のつらさを話しても十分に伝わらないことがあり、同じ職場の異性に悩みを話す機会が増えてしまうためです。

例えば、夜勤明けに仕事の失敗や人間関係の悩みを相談し、そのまま食事に行くということがあります。

悩みを共有すると、相手に理解されたという気持ちが生まれやすくなります。

悩みの共有により親近感が強くなり、相談相手に特別な感情を持ってしまうのです。

1-4 理由4:仕事でストレスを抱えやすい

看護師は、仕事でストレスを抱えやすい職業です

患者対応や職種連携などの人間関係だけでなく、急患対応など気を張る場面が多いためです。

ストレスが限界を超えると、家庭外でストレスを発散してしまうこともあるのです。

例えば、職場の異性が話を聞いてくれることで、安心感を覚え、つい話し込んでしまうこともあるでしょう。

仕事の苦しさを分かち合える相手ほど心の距離が近くなりやすく、不倫へ発展することがあるのです。

1-5 理由5:多忙で夫婦の時間がない

看護師は、多忙により夫婦の時間がないこともあります

勤務時間が不規則で、休日も配偶者と合わないことがあるためです。

夫婦の会話が減ると、相手の気持ちや生活の変化に気付きにくくなります。

一方で、職場では同じ時間帯に働く人と長く過ごすことになります。

例えば、配偶者とは数日ほとんど話せない一方で、同じシフトの異性とは毎日のように会うこともあります。

家庭よりも職場の相手に気持ちが向きやすくなってしまうのです。

1-6 理由6:仕事上の信頼関係が強い

看護師は、仕事上の信頼関係が強くなりやすい職業です

医療現場では、医師や同僚と連携して患者対応をする場面が多いためです。

現場で助け合う経験が増えると、相手に対する信頼が強くなっていきます。

例えば、急な対応で助けてもらった相手に対して、特別な感情を持つようになることがあります。

積み重なった信頼が、仕事上の関係を超えて好意に変わることがあるのです。

1-7 理由7:外出の口実を作りやすい

看護師は、外出の口実を作りやすいことがあります

定型的な日勤帯の仕事とは働き方が異なり、外出機会が多いためです。

例えば、実際には不倫相手と会う予定であっても、夜勤があると説明することがあるでしょう。

看護師の勤務は不規則であるため、詳細な確認が難しいこともあります。

外出の口実を作りやすいことも、不倫しやすい環境が整っているのです。

2章 看護師が不倫するきっかけ6つ

看護師が不倫するきっかけには、職場環境が関係しやすいです

例えば、看護師が不倫するきっかけとしては以下の6つがあります。

きっかけ1:当直室で二人きりになる
きっかけ2:医師から誘われる
きっかけ3:患者から好意を向けられる
きっかけ4:夜勤で同じシフトになる
きっかけ5:悩みを異性に相談
きっかけ6:飲み会や送別会

2章 看護師が不倫するきっかけ6つ

それでは、看護師が不倫するきっかけについて順番に説明していきます。

2-1 きっかけ1:当直室で二人きりになる

当直室で二人きりになると、不倫のきっかけになることがあります

夜間は人の出入りが少なく、職場内で私的な会話がしやすいためです。

特に、長時間の待機や休憩が重なると、仕事以外の話をする時間が増えます。

例えば、当直中に二人だけで食事を取り、休憩時間に長話することもあります。

会話する機会が増えると心理的な距離が近くなり、特別な感情を抱きやすくなるのです。

2-2 きっかけ2:医師から誘われる

医師から誘われることが、不倫のきっかけになることがあります

看護師と医師は同じ現場で働く時間が長く、業務上の関わりも多いためです。

仕事上の会話から、食事や相談に発展することもあります。

例えば、医師から「仕事の相談に乗る」と言われ、勤務後にレストラン等で会うこともあります。

連絡の頻度が増えると、私的な関係に変わっていくことがあるのです。

2-3 きっかけ3:患者から好意を向けられる

患者から好意を向けられることが、不倫のきっかけになることもあります

看護師は患者に寄り添う仕事であるため、患者が親しみや好意を持つことがあるためです。

例えば、入院中に親しくなった患者から退院後に連絡が来て、個人的に会うこともあります。

特に、退院後にも連絡を取っている場合、業務を離れた私的な関係のため心を許しやすい状況にあるのです。

2-4 きっかけ4:夜勤で同じシフトになる

夜勤で同じシフトになることが、不倫のきっかけになることがあります

夜勤は人数が限られ、同じメンバーで長時間働くことが多いためです。

例えば、夜勤中に助け合う場面が続き、勤務後に二人で食事に行くようになることがあります。

夜勤は疲労が蓄積されやすく、苦楽を共にしたメンバーに親近感を抱くことがあるのです。

2-5 きっかけ5:悩みを異性に相談

悩みを異性に相談することが、不倫のきっかけになることもあります

看護師の仕事には、家庭で話しにくい悩みも多いためです。

仕事の苦しさや夫婦関係の不満を異性に話すと、心理的に助けられたと感じることがあります。

相談の機会が増えると、お互いに秘密を共有する関係になることがあり、特別な関係へと発展しやすいのです。

2-6 きっかけ6:飲み会や送別会

飲み会や送別会が、不倫のきっかけになることがあります

普段は仕事上の関係でも、お酒が入ることで距離が近くなりやすいためです。

例えば、送別会の後に二人だけで二次会に行き、私的な関係に発展していくこともあります。

また、帰り道が同じ方向だったことをきっかけに、距離が近づくこともあります。

飲み会や送別会は、私的な関係へ切り替わるきっかけになることがあるのです。

3章 看護師の浮気を見抜くポイント6つ

看護師の浮気を見抜くポイントは、小さな変化に気づく必要があります

例えば、看護師の浮気を見抜くポイントとしては以下の6つがあります。

ポイント1:夜勤や残業が増えた
ポイント2:勤務表を見せなくなった
ポイント3:スマホを手放さなくなった
ポイント4:身だしなみに気を遣うようになった
ポイント5:生活パターンが変わった
ポイント6:家族に冷たくなった

3章 看護師の浮気を見抜くポイント6つ

それでは、看護師の浮気を見抜くポイントについて順番に説明していきます。

3-1 ポイント1:夜勤や残業が増えた

夜勤や残業が急に増えた場合、不倫している可能性があります

普段から夜勤や残業があるため、仕事を理由に外出しやすいためです。

例えば、勤務表では休みの日なのに、急なシフト変更を理由に外出していくこともあるでしょう。

夜勤や残業の増加は、不倫相手と会う時間を作っている可能性があるのです。

3-2 ポイント2:勤務表を見せなくなった

勤務表を見せなくなった場合には、不倫している可能性があります

勤務表を見せると、外出の口実を作りづらくなるためです。

特に、以前までは見せていたのに、急に隠すようになった場合には注意が必要です。

もっとも、勤務表に病院内の情報が含まれ、見せられない場合もあります。

勤務表だけで判断はできず、外出時間や説明の仕方などと合わせて確認する必要があります。

3-3 ポイント3:スマホを手放さなくなった

スマホを手放さなくなった場合、不倫している可能性があります

不倫相手との連絡は、スマホで行われることが多いためです。

以前は部屋に放置していたのに、肌身離さず持つようになるなど変化がある場合、見られたくない連絡があるかもしれません。

また、風呂やトイレまでスマホを持ち込むようになることもあります。

スマホの扱いが急に変わった場合、不倫相手との連絡を隠している可能性があります。

3-4 ポイント4:身だしなみに気を遣うようになった

身だしなみに気を遣うようになった場合、不倫している可能性があります

不倫相手に会うことを意識して、服装や髪型などを変えることがあるためです。

また、普段使わなかった香水やアクセサリーを身につけるようになることもあります。

身だしなみの変化だけで不倫と決めつけることはできませんが、外出の機会が増えたなど他の事情と合わせて見る必要があります。

3-5 ポイント5:生活パターンが変わった

生活パターンが変わった場合、不倫している可能性があります

不倫相手と会う時間を作るために、帰宅時間や休日の過ごし方が変えることがあるためです。

例えば、休日に勉強会が入ったと言って、外出する回数を増やすこともあります。

また、帰宅後すぐに入浴して香水の匂いを消すということもあります。

普段の生活とは違う行動が続く場合、不倫相手と会っていることがあるのです。

3-6 ポイント6:家族に冷たくなった

家族に冷たくなった場合、不倫している可能性があります

不倫相手に気持ちが向くと、家庭への関心が下がるためです。

例えば、会話が減り目も合わせない、子どもへの接し方が変わるといったこともあります。

家族への態度の変化は、不倫相手へ気持ちが向いていることを示す材料になることがあるのです。

4章 看護師の不倫の末路3つ

看護師の不倫は、夫婦関係だけでなく職場やキャリアへ影響することもあります

例えば、看護師の不倫の末路としては以下の3つがあります。

末路1:慰謝料請求・離婚請求される
末路2:職場での人間関係が悪化する
末路3:キャリアに悪影響を及ぼす可能性がある

4章 看護師の不倫の末路3つ

それでは、看護師の不倫の末路について順番に説明していきます。

4-1 末路1:慰謝料請求・離婚請求される

看護師の不倫が発覚すると、慰謝料請求や離婚請求をされることがあります

不倫は、夫婦が負う貞操義務に違反するだけでなく、離婚事由としても定められているためです。

慰謝料請求の相場は、50万~300万円程度とされており、個別の事情によって変動します。

離婚する場合は、財産分与などによって財産が分けられることとなり、その後の生活にも影響してきます。

不倫したことで慰謝料や離婚を請求され、財産が減り生活設計が崩れてしまうこともあります。

不倫慰謝料の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

4-2 末路2:職場での人間関係が悪化する

看護師の不倫が病院内で知られると、職場での人間関係が悪化することがあります

不倫は夫婦の信頼関係を裏切るものであり、職場での信頼関係にも影響することがあるためです。

例えば、不倫が発覚したことで気まずくなり、同じ病棟で働き続けられず配置転換や退職を考えることもあります。

看護師が不倫をすると、快適な職場環境が失われることがあるのです。

社内不倫については、以下の記事で詳しく解説しています。

4-3 末路3:キャリアに悪影響を及ぼす可能性がある

看護師の不倫は、キャリアに悪影響を及ぼす可能性があります

不倫は、病院内での信用低下を招くだけでなく、業務に支障がある場合は配置転換などを命じられることもあるためです。

例えば、同じ部署で働くことが難しいと判断され、希望しない部署へ移動を命じられることもあります。

看護師の不倫は、夫婦関係だけでなく、職場での立場や今後の働き方にも影響することがあるのです。

5章 看護師の不倫で慰謝料請求できないケース5つ

看護師の不倫が発覚した場合でも、慰謝料請求が認められるとは限りません

例えば、看護師の不倫で慰謝料請求できないケースとしては以下の5つがあります。

請求できないケース1:肉体関係がない場合
請求できないケース2:夫婦関係が破綻していた場合
請求できないケース3:既婚者だと知らなかった場合
請求できないケース4:時効が完成していた場合
請求できないケース5:証拠がない場合

5章 看護師の不倫で慰謝料請求できないケース5つ

それでは、看護師の不倫で慰謝料請求できないケースについて順番に説明していきます。

5-1 請求できないケース1:肉体関係がない場合

肉体関係がない場合には、慰謝料請求が難しくなることがあります

不倫とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことをいうためです。

単に仲がよい、二人で食事をしているというだけでは、慰謝料請求は認められにくいのです。

もっとも、肉体関係がない場合でも慰謝料請求は可能ですが、相場は数十万円程度になるため請求の方法によっては費用倒れになることもあります。

肉体関係がない場合には、不倫がなかったとされ、あるいは回収予定の金額が少ないために請求を断念せざるを得ない場合があるのです

肉体関係のない不倫については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-2 請求できないケース2:夫婦関係が破綻していた場合

倫より前に夫婦関係が破綻していた場合、慰謝料請求が難しくなることがあります

夫婦関係が破綻していた場合、守られるべき利益がないと判断されることがあるためです。

例えば、長期間の別居が続き、離婚調停が申し立てられていたような場合には、夫婦関係が破綻していたと判断されやすくなります。

破綻していたかどうかの判断では、以下の事情が考慮されることがあります。

・別居期間の長さ
・家計が分離していたか
・コミュニケーションの程度
・離婚手続きの進捗

5-3 請求できないケース3:既婚者だと知らなかった場合

不倫相手が既婚者だと知らなかった場合、慰謝料請求が難しくなることがあります

不倫慰謝料請求では、既婚者だと知っていた、又は知ることができたといえる必要があるためです。

例えば、婚活パーティで出会い、結婚指輪もしておらず、聞いたら独身と答えたような場合には、知ることは難しかったと判断されやすくなります。

既婚者だと知らなかったことを基礎づける証拠としては、以下の物があります。

・相手が独身と嘘をついていたLINE
・マッチングアプリのプロフィール
・婚活アプリで知り合った証拠と利用規約
・婚活パーティーで知り合った証拠と応募条件
・結婚相談所で紹介された証拠
・結婚の話をしていた証拠

請求する前に、相手がどのような状況に置かれていたのか確認しておくといいでしょう

既婚者だと知らなかった場合については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-4 請求できないケース4:時効が完成していた場合

時効が完成していた場合には、慰謝料請求ができないことがあります

時効は、「不倫の事実と不倫した者を知った時から3年」「不倫の時から20年」で完成します。

ただし、不倫した者を知った時というのは、請求に必要な情報を知った時をいいます

例えば、不倫相手の顔を知っているだけでは足りず、氏名や住所まで知った時点から時効が進行することがあります。

時効が進行しているか判断に悩むときは、弁護士に相談するといいでしょう。

不倫の時効については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-5 請求できないケース5:証拠がない場合

証拠がない場合、慰謝料請求が難しくなります

慰謝料請求では、不倫があったことを説明するのは請求する側であるためです。

例えば、異性と食事していた、ホテルの領収書を見つけたという事情だけでは、肉体関係を示す証拠としては足りないのです。

証拠が不十分なままでの請求は、かえって証拠の収集が困難になる場合もあるため、請求の前に証拠が足りているのか確認することが重要です。

6章 看護師の不倫が発覚した場合に対処法3つ

看護師の不倫が発覚した場合には、円滑に手続きを進めていくことが納得できる解決にもつながります

例えば、看護師の不倫が発覚した場合の対処法としては以下の3つがあります。

対処法1:証拠を集める
対処法2:弁護士に相談する
対処法3:慰謝料を請求する

6章 看護師の不倫が発覚した場合に対処法3つ

それでは、看護師の不倫が発覚した場合の対処法について順番に説明していきます。

6-1 対処法1:証拠を集める

看護師の不倫が発覚した場合、まず証拠を集める必要があります

慰謝料請求では、不倫があったことを説明しなければならないためです。

例えば、不倫の証拠としては以下の物が挙げられます。

・写真・動画
・LINE(ライン)・メール
・手紙
・誓約書(自白)
・探偵の報告書
・ボイスレコーダー
・GPS・カーナビ
・領収書や明細
・SNSの投稿
・スケジュール帳日記
・第三者の証言

どのような証拠が使えるかわからない、あるいは個人での証拠収集には限界を感じた場合には、弁護士や探偵にしてみるといいでしょう

例えば、不倫相手のSNSアカウントを知っている場合には、開示請求などで請求に必要な情報を得られる場合もあります。

不倫の証拠になるものについては、以下の記事で詳しく解説しています。

6-2 対処法2:弁護士に相談する

不倫で慰謝料請求したい場合、弁護士への相談も検討するといいでしょう

慰謝料請求では、請求書面の作成から相手方の交渉、裁判手続など法的判断が必要になる場面が多いためです。

また、慰謝料請求は不倫当事者と直接交渉することになるため、交渉の場で精神的負担を感じる方も少なくありません。

弁護士に依頼した場合、法的視点から方針を検討できるだけでなく、交渉なども任せてしまうことができます。

慰謝料請求したいと感じた場合、一人で悩まず弁護士へ相談してみるといいでしょう。

6-3 対処法3:慰謝料を請求する

証拠を集めて方針を立てた後は、慰謝料を請求することになります。

慰謝料請求は、口頭で伝える方法もありますが、書面を作成し内容証明で請求する方法がおすすめです。

内容証明郵便とは、いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったかを郵便局が証明する制度をいいます。

内容証明郵便であれば、後から「請求されていなかった」と言われるのを防ぐことができるのです。

慰謝料請求書の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。

7章 看護師の不倫でしない方がいいNG行動3つ

看護師の不倫に気付いた場合でも、かえって立場が悪くなるような、しない方がいいことがあります

例えば、看護師の不倫でしない方がいいNG行動としては以下の3つがあります。

NG行動1:職場や家族に言いふらす
NG行動2:SNSに投稿する
NG行動3:スマホを勝手に見る

7章 看護師の不倫でしない方がいいNG行動3つ

それでは、看護師の不倫でしない方がいいNG行動について順番に説明していきます。

7-1 NG行動1:職場や家族に言いふらす

看護師の不倫に気付いても、職場や家族に言いふらすことはやめましょう

不倫が事実であっても、むやみに第三者へ広めると、名誉毀損やプライバシー侵害の問題になるおそれがあるためです。

例えば、病院に不倫を言いふらした場合、看護師の信用が低下するおそれがあるため、名誉棄損として慰謝料請求されることがあります。

慰謝料請求する場合、病院に内容証明を送付すると看護師の不倫が知られるおそれがあるため、連絡が取れないからといって病院に送るのはやめましょう。

他方、看護師の家族や不倫相手の配偶者に言いふらした場合でも、知られたくない情報を広められたとして、プライバシー侵害を理由とする慰謝料を請求される可能性もあります

看護師の不倫を知っても、広めるようなことはしないようにしましょう。

7-2 NG行動2:SNSに投稿する

SNSに不倫の内容を投稿することはやめましょう

SNSは多くの人に拡散されやすく、一度投稿すると削除が難しいためです。

情報をぼかしていても断片的情報から看護師が特定されることもあります。

看護師が情報源に気づいた場合、名誉棄損として慰謝料請求の対象になる可能性があります。

匿名の投稿であっても、開示請求によって慰謝料請求に必要な情報は得られるため、慰謝料を請求されないとは限りません

7-3 NG行動3:スマホを勝手に見る

配偶者や不倫相手のスマホを勝手に見ることはやめましょう

スマホを勝手に見ることは、プライバシー侵害や不正アクセスの問題に発展することがあるためです。

例えば、不倫の証拠を集めるためにスマホを無断で触り、パスワードやIDを確認して、自分のパソコンからログインすると、不正アクセスとなるおそれがあります。

不正アクセス等と証拠として使えるかという問題は別問題であり、違反した場合でも証拠として採用される可能性はあります。

しかし、無用なトラブルを避けるためにも、勝手にスマホを見るのはやめた方がいいでしょう

8章 看護師の不倫でよくある疑問3つ

看護師の不倫でよくある疑問としては以下の3つがあります。

Q1:看護師の浮気率は?
Q2:医師や患者との不倫でも慰謝料請求できますか?
Q3:慰謝料請求が看護師資格に影響することはありますか?

8章 看護師の不倫でよくある疑問3つ

それでは、これらの疑問を解消していきましょう。

8-1 Q1:看護師の浮気率は?

A.看護師の浮気率について、看護師だけを対象にした統計はありません

海外では、医師や看護師を対象とした浮気率の調査があり、浮気経験者は21%程度とされています。

もっとも、浮気経験者21%における内訳では、81.7%が医師とされており、看護師の割合は多くありません。
※出典:医師や看護師における不貞の発生率および関連要因

8-2 Q2:医師や患者との不倫でも慰謝料請求できますか?

A.医師や患者との不倫でも、慰謝料請求できることがあります

慰謝料請求で問題になるのは、相手の職業や立場ではなく不倫があったかどうかであるためです。

医師であっても、患者であっても、既婚者と知りながら肉体関係を持った場合には、慰謝料請求の対象になり得ます。

医者の不倫については、以下の記事で詳しく解説しています。

8-3 Q3:慰謝料請求が看護師資格に影響することはありますか?

A.慰謝料請求を受けたこと自体が看護師資格へ影響することはありません

看護師資格は、罰金以上の刑に処せられた場合に取り消される可能性があります。

不倫は民事上の問題であり、看護師免許の取消しとは結び付くものではないのです。

ただし、不倫発覚後の行動が刑事事件になる場合には、看護師資格の取消がないとはいえません。

例えば、名誉毀損、住居侵入などで罰金刑以上が確定すると、資格が取消される可能性があるのです。

9章 不倫慰謝料に強い弁護士を探すなら弁護士コンパス

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10章 まとめ

以上の通り、今回は、看護師に不倫が多いとされる理由や不倫のきっかけを説明したうえで、発覚後の対処法やしてはいけないNG行動について解説しました。

この記事が、看護師の不倫にどのように対応すべきかについて知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。

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