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2025年3月8日
労働一般
厚生労働省のブラック企業リスト(2024)!地域と掲載企業の傾向
ブラック企業リスト掲載の事案は、労働安全衛生法違反が多く、実際のイメージとは異なる部分があります。今回は、ブラック企業リストとその内容について説明したうえで、ブラック企業を見極めるための簡単なチェックリストについて解説していきます。
2025/10/06
残業代
毎日残業する日々におかしいと悩んでいませんか?
残業する日が毎日続くとプライベートの時間は減ってしまい、メンタル的にも、肉体的にもきついですよね。
毎日残業が続くのは当たり前のことではなく、おかしいと感じるのも当然です。
労働基準法上も、毎日残業が続くような場合には上限規制に違反して違法となるようなことも珍しくありません。
毎日残業をしてる人には特徴がありますので、自分の働き方を見直すことで状況を改善できる可能性があります。
このように残業をする日が続いてしまうと労働者としてもストレスが大きく、仕事にうんざりしてしまうことになるでしょう。
とくに、毎日残業が2時間を超えてくると、労働者への負担も大きくなり、異常性も高くなってきます。
毎日残業で疲れてしまった場合には、このような日々から抜け出すためにも、状況を改善するための対処を講じていくべきです。
実は、働き方改革により残業は少なくなってきましたが、未だに毎日のように残業をさせるような会社も少なくありません。
今回は、毎日残業はおかしいのかについて、ストレスにうんざりして疲れた人の対処法7つを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。
この記事を読めば、毎日残業でおかしいと感じたらどうすればいいのかがよくわかるはずです。
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目次
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毎日残業することは、決して当たり前のことではありません。
本来、1日の労働時間は雇用契約や労働基準法で決められており、残業は例外的なものであるためです。
たとえ周りの同僚も毎日残業していたとしても、それが当然だと考える必要はまったくありません。
それでも毎日のように残業が続くのであれば、それは「おかしい」と感じて当然ですし、職場や仕事のあり方を見直すタイミングともいえます。
例えば、入社したばかりで仕事に慣れていないときや、繁忙期で一時的に業務が増えているときなどに残業が増えることはあります。
しかし、それが日常的に続くようであれば、働き方や会社側の体制に問題がある可能性も高いといえるでしょう。
このように、毎日の残業は「自分の努力不足」と思い込むのではなく、まずは客観的に「異常ではないか」と見直すことが大切です。
毎日残業している状態は、違法となる可能性があります。
たとえ会社に言われたことでも、労働基準法のルールを超えるような残業は認められていません。
そもそも、会社が労働者に残業をさせるためには「36(さぶろく)協定」という書面を労働者側と結ぶ必要があります。
これは、労働基準法36条に基づき、会社が労働者に法定労働時間(1日8時間・週40時間)を超えて働かせるために必要な取り決めです。
しかし、この36協定があるからといって、いくらでも残業ができるわけではありません。
法律では「1か月に45時間」「1年間で360時間」といった残業の上限時間が定められており、これを超えて働かせると原則として違法となります。
さらに、特別条項付きの36協定があっても、連続して長時間の残業を命じることは制限されています。
例えば、1日あたり3時間以上の残業が毎日のように続いていて、週あたりの労働時間が60時間を超えているような場合には、月45時間の上限規制を超えていることになります。
このように、毎日残業が当たり前のように続いている場合は、36協定の内容や残業の上限を確認し、違法な働かせ方がされていないか注意深く見ていくことが大切です。
毎日残業が続く人には、いくつかの共通した特徴があります。
これは本人の働き方に起因することもあれば、職場環境や人間関係が影響している場合もあります。
なぜ自分ばかり毎日残業しているのかと悩む方にとって、その原因を知ることは働き方を見直すきっかけになります。
自分の仕事の進め方や会社の体制に問題が潜んでいないか、客観的に把握することが大切です。
例えば、毎日残業している人の特徴としては、以下の4つがあります。
それでは、毎日残業する人によく見られる4つの特徴について順番に見ていきましょう。
毎日残業している人の中には、周囲の仕事まで自分で抱え込んでしまうタイプの人が少なくありません。
責任感が強いことは長所ですが、それが過度になると、自分一人で抱えきれないほどの業務量を処理することになってしまいます。
とくに「迷惑をかけたくない」と感じてしまう人は、周囲に頼らずにすべて自分で対応しようとしたりする傾向があります。
その結果、業務時間内に終わらず、毎日残業するようになってしまうのです。
例えば、本来チームで分担すべき作業を一人で仕上げようとしたり、他の人のミスをカバーするために自分の仕事を後回しにしたりすることが続くと、どんどん残業時間が増えていきます。
このように、仕事を一人で抱え込んでしまうと、知らないうちに自分を追い詰めてしまいます。
「頼れることは頼る」「手が回らないときは相談する」という姿勢が、長時間労働から抜け出す第一歩となります。
毎日残業している人の中には、他人からの依頼を断るのが苦手なタイプも多く見られます。
頼まれた仕事をすべて引き受けてしまい、自分の業務が後回しになることで残業が増えていくのです。
このような人は「断ると気まずい」「嫌われたくない」と思ってしまい、本来なら調整すべき仕事量でも無理に引き受けてしまう傾向があります。
また、上司や先輩に対して意見を言いにくいと感じている場合にも、言われたことをすべて受け入れてしまいがちです。
例えば、自分の作業が終わっていないにもかかわらず、同僚の資料作成を手伝ったり、急な頼まれごとにも「大丈夫です」と応じたりしていると、結局すべての仕事が遅くなってしまいます。
それが毎日のように続けば、当然残業は避けられません。
このように、断るのが苦手な人は、無意識のうちに自分の時間を削ってしまいがちです。
適切に断ることや優先順位を伝えることは、決して悪いことではなく、自分の働き方を守るためにも必要な行動です。
周囲からの評価を気にしすぎる人も、毎日残業しやすい傾向があります。
「もっと頑張らないといけない」「遅くまで働いているほうが評価されるかもしれない」と思い、必要以上に仕事に時間をかけてしまうのです。
このような人は、上司や同僚に「熱心な人だと思われたい」「成果をアピールしたい」と考えるあまり、効率よりも時間で努力を示そうとしがちです。
その結果、残業を重ねることが努力の証のようになってしまい、無理をしてでも遅くまで働く習慣がついてしまいます。
例えば、定時で帰れる業務量であっても、仕上がりに納得がいかずに何度も修正を重ねたり、上司の前で遅くまで残っている姿を見せようとしたりするケースがあります。
こうした行動は、本人にとっては評価のための努力かもしれませんが、過度に続けると心身に大きな負担となってしまいます。
このように、周囲からの評価を意識しすぎることは、自分を苦しめてしまう原因にもなり得ます。
長く働くよりも、限られた時間で成果を出すことを意識することが、持続可能な働き方につながります。
人手が足りない職場で働いている人は、どうしても毎日残業をしやすくなります。
人員が少ないと、一人ひとりにかかる業務の負担が大きくなり、定時で終わらせることが難しくなるためです。
このような職場では、そもそも仕事の量が適正に割り振られていなかったり、急な欠員や退職が補充されなかったりして、残業が常態化していることが少なくありません。
その結果、働く側にとっては「自分がやるしかない」という雰囲気になり、長時間労働が当たり前になってしまいます。
例えば、毎日のように誰かが休んでいたり、正社員が少なくアルバイトやパートに頼り切っていたりするような職場では、常に人手が足りず、通常の業務ですら時間内に終えることができなくなります。
このように、人手不足の職場では、個人の努力だけでは残業を減らすことが難しい場合があります。
そのため、根本的な職場環境の見直しが必要であり、上司や人事に改善を求めることも大切な選択肢となります。
毎日残業をしていると、心も体もすり減ってしまい、大きなストレスを感じるようになります。
長時間労働が続くことで、生活リズムが乱れたり、疲れが取れなかったりして、精神的にも限界を感じやすくなるのです。
このようなストレスが積み重なると、仕事に対する意欲が失われ、毎日が「うんざりするもの」となってしまいます。
ストレスの原因を明らかにすることで、自分に合った対処法を見つけやすくなります。
例えば、毎日残業にうんざりする理由としては、以下の4つがあります。
それでは、毎日残業により大きなストレスを感じる4つの理由について順番に見ていきましょう。
毎日残業をしていると、自由な時間がほとんどなくなり、大きなストレスになります。
仕事が終わるのが遅いため、自分のために使える時間がほとんど残っていないからです。
人は、趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだりする時間がないと、気持ちの切り替えができません。
それなのに毎日残業が続けば、毎日が「働くだけ」で終わってしまいます。
例えば、18時が定時でも21時まで働けば、家に着くのは22時すぎになります。
ご飯を食べてお風呂に入れば、もう寝る時間で、やりたいことが何もできません。
このように、自由な時間がないと、心にも余裕がなくなっていきます。
「自分の時間を大切にしたい」と感じたら、働き方を変えるサインかもしれません。
毎日残業が続くと、体の疲れが取れず、ずっとだるさを感じるようになります。
睡眠時間が短くなり、休んでも疲れが取れない状態が続くと、心身ともに限界に近づいていきます。
働くうえで体力はとても大切ですが、長時間労働が続くと、回復する時間が足りなくなります。
疲れたまま次の日を迎えることが続くと、集中力も落ち、仕事の効率も悪くなってしまいます。
例えば、帰宅が23時を過ぎてしまう日が続くと、6時間も眠れないまま朝を迎えることになります。
このような状態では、週末にまとめて寝ても回復が追いつかず、慢性的な疲労に悩まされてしまいます。
このように、疲れがたまったままでは健康にも悪影響があります。
毎日だるさを感じるようなら、無理をせず、働き方を見直すことが必要です。
毎日残業していると、家族や友人との時間が取れなくなり、人間関係に悪い影響が出ることがあります。
大切な人と過ごす時間が減ると、気持ちがすれ違ったり、孤独を感じたりするようになるためです。
人とのつながりは、心の安定にとってとても大切です。
ですが、いつも帰りが遅かったり、予定を合わせられなかったりすると、少しずつ距離ができてしまうことがあります。
例えば、平日は毎日帰宅が深夜になり、休日も疲れて寝てばかりいるような生活が続くと、家族との会話が減ったり、友人との約束を断りがちになったりします。
そうした状況が続くと、気づかないうちに関係がぎくしゃくしてしまうのです。
このように、長時間労働は、仕事以外の人間関係にも大きな影響を与えます。
誰かと過ごす時間を大切にできるよう、働き方を整えることが必要です。
毎日残業が続いていると、「このままで大丈夫なのか」と将来に不安を感じやすくなります。
体力も気力も削られていく中で、今の働き方を長く続けられるのか心配になるのは自然なことです。
とくに、いつまで経っても仕事の量が減らなかったり、努力しても評価されなかったりすると、「何のために働いているのか」と疑問が強くなっていきます。
このような状態が続けば、仕事へのやりがいや希望を持つことも難しくなってしまいます。
例えば、「今の会社でずっと働き続けられるのか」「体を壊したらどうなるのか」といった不安を、夜ベッドの中で考えて眠れなくなるようなこともあります。
毎日残業ばかりだと、将来の選択肢が見えにくくなるのです。
このように、長時間労働は、心の余裕を奪い、将来への不安を強めてしまいます。
不安を抱えたまま働き続けないためにも、立ち止まって働き方を見直すことが大切です。
毎日残業していると感覚が麻痺してきて、「これくらい普通」と思ってしまうことがあります。
しかし、残業時間が長くなるほど健康リスクも高まり、法律上も深刻な状況として扱われる可能性が出てきます。
とくに、毎日1時間、2時間と積み重なる残業は、月単位では大きな負担になります。
時間の感覚を正しくもつことが、働きすぎを防ぐ第一歩です。
それでは、これらの異常性について順番に説明していきます。
毎日1時間だけの残業であっても、無視できるものではありません。
「少しくらいなら大丈夫」と思いやすいですが、これが毎日続くと体にも心にもじわじわと負担がかかってきます。
例えば、平日20日働くと1か月で20時間の残業、1年なら240時間にもなります。
帰宅が1時間遅くなるだけでも、夕食の時間が遅れたり、趣味や休息の時間がなくなったりして、生活リズムは崩れがちです。
まだ「我慢できる」と思えるレベルかもしれませんが、その感覚が麻痺すると、さらに長い残業も受け入れてしまいやすくなります。
このように、毎日1時間でも残業しているなら、すでに働きすぎの入り口に立っているといえます。
2時間、3時間と悪化する前に、自分の働き方を見直しておくことが重要です。
毎日2時間の残業は、もはや「少し長い」では済まないレベルです。
体力も精神もすり減っていく状態が常態化し、健康を崩すリスクが一気に高まります。
1時間の残業であれば、まだ家庭や睡眠の時間をある程度確保できますが、2時間になると帰宅が21時を超える日も増え、夕食や入浴のあとには何もできない状態になります。
心身を休める余裕がなくなり、疲労がたまっていく一方です。
例えば、18時定時の職場で20時まで働く生活が1か月続けば、それだけで40時間の残業になります。
法律上の月45時間の上限にもすぐに達してしまい、年度で見れば上限720時間(特別条項あり)も視野に入ってきます。
このように、毎日2時間の残業は、働きすぎの状態といっても過言ではありません。
この時点で強いストレスや慢性的な疲れを感じているなら、無理をせずに対処することが必要です。
毎日3時間の残業は、働き方として明らかに異常なレベルです。
生活のほとんどが仕事で占められ、健康や人間関係にも深刻な影響を与える危険があります。
1時間や2時間の残業であれば、なんとか自分の時間を確保できる余地もありますが、3時間となると帰宅が22時を超えることも珍しくありません。
夕食や睡眠時間が削られ、慢性的な寝不足や疲労が積み重なっていきます。
例えば、1日3時間の残業が月20日続けば、月60時間の残業となり、法律上の上限(月45時間)を明確に超えてしまいます。
これが複数月に及ぶと、労働基準法違反となるリスクも高まります。
このように、毎日3時間も残業している場合には、明らかに無理な働き方をしている可能性があります。
体調や精神面に不調を感じているなら、早めに改善に向けて動くことが大切です。
毎日4時間も残業している状況は、すでに危険な働き方といえます。
体や心の限界を超えて働いている状態であり、仕事以外の生活が成り立たなくなってしまいます。
3時間でもかなりの負担ですが、4時間になると帰宅が23時を超えることもあり、平日は「食べて寝るだけ」という毎日になります。
自由な時間はもちろん、睡眠すら十分に取れず、心身ともに大きなダメージが蓄積していきます。
例えば、毎日4時間の残業が月20日続くと、月80時間の残業となり、「過労死ライン」といわれる水準を超えてしまいます。
これは、健康障害やうつ病などのリスクが現実のものとなるラインです。
このように、毎日4時間の残業は明確に異常であり、命に関わる問題となることもあります。
すぐにでも労働環境を見直し、無理を続けない対策が必要です。
毎日5時間の残業は、もはや働きすぎというレベルを超えており、極めて危険な状態です。
生活のほぼすべてを仕事に奪われ、健康や人生そのものに悪影響が出る深刻な状況といえます。
1~3時間の残業でも十分に負担は大きく、4時間で「過労死ライン」を超えるリスクが高まります。
5時間になると、終業は深夜0時近くとなり、食事も睡眠もまともに取れない毎日になります。
例えば、毎日13時から22時までの勤務であっても、そこから5時間の残業をすれば終業は深夜3時。
翌朝の出勤に間に合うように起きるとなれば、睡眠は数時間に限られ、体調を崩すのも時間の問題です。
このように、毎日5時間の残業は明らかに異常であり、放置すれば命に関わる事態になりかねません。
一刻も早く労働環境を見直すか、外部の相談先に助けを求めるべきレベルです。
毎日残業が続いて疲れきってしまったときは、自分の働き方や職場の環境を見直すことが大切です。
我慢を続けるだけでは状況は変わらず、体調や心の健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。
残業が当たり前になっている人ほど、「仕方がない」と思い込んでしまいがちです。
しかし、少しの工夫や行動でも負担を減らせる方法はあります。
例えば、毎日残業で疲れた人に知ってほしい対処法としては、以下の7つがあります。
それでは、これらの対処法について順番に見ていきましょう。
毎日残業が続いているなら、まずは業務のやり方を見直すことが大切です。
同じ作業でも、順番や方法を少し変えるだけで、時間を短縮できることがあります。
とくに、朝一番に優先順位を決めて仕事を始めたり、よく使う資料を整理したりするだけでも、ムダな時間が減ります。
集中できる時間帯に重たい作業を片づけることも効果的です。
例えば、メールチェックに毎日30分以上使っていた人が、1日2回だけにしたことで、1時間以上の時間を確保できたというケースもあります。
このように、ちょっとした工夫でも、残業を減らせることはあります。
まずは、自分の作業の流れを見直してみましょう。
毎日残業がつらいと感じたら、まずは上司に相談してみましょう。
業務量が多すぎたり、期限が厳しすぎたりする場合には、調整してもらえることがあります。
上司は、あなたが大変な状況にあることを知らないかもしれません。
一人で抱え込まずに、素直に状況を伝えることが改善の第一歩です。
例えば、「最近帰りが遅くて体力的にきついです」と一言伝えるだけでも、上司が配慮してくれることがあります。
相談することで、自分の状況を客観的に伝えるきっかけにもなります。
勇気を出して話すことが、状況を変えるきっかけになります。
まわりが残業しているからといって、自分も残る必要はありません。
「なんとなく帰りにくい」という理由で残業を続けてしまうのは、避けた方がよいです。
他人の働き方にあわせていると、自分の体力や生活リズムが崩れてしまいます。
自分にとって無理のない働き方を優先することが大切です。
例えば、「周りが帰るまで自分も帰れない」と感じていた人が、定時で帰るようにしただけで、体調が改善したという例もあります。
自分のペースを大切にすることが、疲れをためないコツです。
無理にあわせる必要はありません。
自分の残業に法的な根拠があるのかを確認することも重要です。
会社には、残業を命じるために36協定などのルールが必要です。
もし、上司の指示だけで毎日残業している場合、労働基準法に違反している可能性があります。
また、残業命令があっても、それが上限を超えていないかも確認しましょう。
例えば、36協定で「月45時間まで」と決まっているのに、それを超えて働かされているなら違法の可能性があります。
自分の働き方が法律に照らしてどうなのかを知ることは、次の行動につながります。
残業続きで体調を崩しているなら、病院を受診して診断書をもらいましょう。
医師の診断があれば、会社も働かせ方を見直す必要が出てきます。
とくに、頭痛・胃痛・不眠などの体の不調が続いているなら、我慢せず医療機関を受けることが大切です。
診断書は、勤務時間の調整や休職の申し出にも使えます。
例えば、「適応障害」「うつ症状」などの診断が出れば、会社も無視できません。
また、自分自身も休む決断がしやすくなります。
体が出しているサインを見逃さず、専門家の力を借りましょう。
残業しているのに残業代が出ていない場合は、正しく請求することができます。
サービス残業は違法であり、働いた分の賃金は支払われるべきです。
まずはタイムカードや勤怠記録を確認し、実際に何時間残業していたのかを把握しましょう。
証拠がそろえば、会社に請求することが可能です。
例えば、1日2時間の残業が月20日続いていた場合、合計で40時間分の残業代を請求できる可能性があります。
会社は、労働者から残業代を請求されることで、残業にコストがかかることを認識し、残業を減らすよう努力することが多いです。
泣き寝入りせず、正当に支払われるべきお金はきちんと求めましょう。
どんなに頑張っても改善されない職場であれば、転職も選択肢に入れましょう。
心身を壊してまで続ける価値のある仕事はありません。
働き方改革が進む中で、残業が少ない企業も増えています。
今の会社にこだわりすぎず、自分に合った環境を探すことが大切です。
例えば、面接のときに「残業時間は月何時間ですか」と確認するだけでも、ブラックな会社を避けやすくなります。
環境を変えることで、自分の時間と健康を取り戻すことができます。
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以上のとおり、今回は、毎日残業はおかしいのかについて、ストレスにうんざりして疲れた人の対処法7つを解説しました。
この記事の内容を簡単に整理すると以下のとおりです。
まとめ
・毎日残業することは、決して当たり前のことではありません。
・毎日残業している状態は、違法となる可能性があります。残業を命じるには36協定が必要であり、これがある場合も上限規制があるためです。
・毎日残業している人の特徴としては、以下の4つがあります。
特徴1:仕事を抱え込みやすい人
特徴2:断るのが苦手な人
特徴3:評価を気にしすぎる人
特徴4:人手不足の職場で働いている人
・毎日残業にうんざりする理由としては、以下の4つがあります。
理由1:自由な時間がまったくないから
理由2:疲れが取れず常にだるいから
理由3:家族や友人との関係が悪くなるから
理由4:将来への不安が強くなるから
・残業時間ごとの異常性を整理すると以下のとおりです。
・毎日残業で疲れた人に知ってほしい対処法としては、以下の7つがあります。
対処法1:業務を効率化する
対処法2:上司に相談する
対処法3:周囲にあわせるのをやめる
対処法4:残業の根拠を確認する
対処法5:体調不良なら診断書を取得する
対処法6:残業代を請求する
対処法7:転職する
この記事が毎日残業する日々におかしいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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