浮気防止にはコレ!「絶対浮気されたくない」浮気されない方法12個

浮気防止にはコレ!「絶対浮気されたくない」浮気されない方法12個

著者情報

籾山 善臣

籾山 善臣 弁護士

リバティ・ベル法律事務所

神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・取材】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこっと弁護士Q&A、東京新聞、毎日新聞、週刊女性他

浮気を防止するには、浮気する理由を知ったうえで、お互いの信頼関係を維持しながら、工夫して行う必要があります

パートナーを束縛するだけでは浮気を防ぐことはできませんし、仮に浮気を防げたとしても二人の関係は良好なものにはなりません。

ホウペン

この記事の要点

・浮気を防止するには、まずはパートナーとの愛情や信頼関係を深めていきましょう。ただし、浮気の具体的な懸念や前科がある場合には誓約書等の強めの対策を講じることも検討します。

・浮気を防止する際には、プライバシーを侵害するなどの過度な束縛は避け、違法な方法は行わないようにしましょう。

この記事を読めば、浮気を防止して、パートナーと理想の関係を構築していく方法が分かるはずです。

目次

1章 浮気する理由

パートナーの浮気を防ぐためには、まず相手がなぜ他の異性に目を向けてしまうのか、その根本的な原因を知ることが先決です

行動の裏にある心理やきっかけをあらかじめ把握しておけば、すれ違いが起きる前に適切な対処ができるようになります。

問題の背景を正しく捉えることで、お互いの関係性を良好に保つための具体的なアプローチも見えてくるはずです。

例えば、浮気に走ってしまう代表的な理由としては、以下の4つがあります。

理由1:現在のパートナーとの関係に不満や寂しさがある
理由2:マンネリ化により日常に刺激や新鮮さを求めている
理由3:お酒の席などの一時的な誘惑や雰囲気に流されてしまった
理由4:自分を異性として認めてもらいたいという承認欲求がある

1章 浮気する理由
それでは、それぞれの理由について順番に詳しく見ていきましょう。

1-1 理由1:現在のパートナーとの関係に不満や寂しさがある

身近な存在であるパートナーから心が離れていると感じるとき、人はその心の隙間を埋めるために他の異性を求めてしまうことがあります

日頃のコミュニケーションが不足して心が満たされない状態が続くと、身近な場所以外に癒やしや安心感を求めたくなるためです。

例えば、家庭内で会話がほとんどなかったり冷たい態度を取られ続けたりするケースが挙げられます。

このように、身近な関係性の中で孤独感や不満が蓄積していくことが、浮気のきっかけとなります。

1-2 理由2:マンネリ化により日常に刺激や新鮮さを求めている

二人の関係が安定して落ち着きが生まれる一方で、その変化のない日常に退屈さを覚えてしまうことも原因の一つです

一緒にいることが当たり前になりすぎると、かつての緊張感やときめきが薄れ、新しい刺激を味わいたくなる心理が働くためです。

例えば、交際期間や婚姻期間が長くなり、お互いに身だしなみに気を配らなくなったりデートが定型化したりするケースが挙げられます。

安定が退屈へと変わってしまった結果、非日常のワクワク感を求めて浮気をしてしまうことがあります。

1-3 理由3:お酒の席などの一時的な誘惑や雰囲気に流されてしまった

明確な不満や悪意を持っていなくても、その場の状況や環境によって理性が鈍り、過ちを犯してしまうケースも少なくありません

自制心が緩むような特別な環境下では、普段なら踏みとどまれる境界線を簡単に越えてしまうことがあるためです。

例えば、職場の飲み会や友人同士の集まりでお酒を飲みすぎたり、二人きりになるシチュエーションがあったりする状況が挙げられます。

このように、一時的な判断力の低下や周囲の雰囲気が引き金となり、浮気に発展することがあります。

1-4 理由4:自分を異性として認めてもらいたいという承認欲求がある

一人の人間として、また魅力的な異性として誰かに褒められたいという気持ちが、浮気に繋がることもあります

身近なパートナーから家族や同居人のように扱われ、異性としての魅力を肯定される機会が減ると、他者からの評価に依存したくなるためです。

例えば、職場の同僚や趣味の集まりで知り合った人から熱心にアプローチされたり、容姿を褒められたりするケースが挙げられます。

自分を特別に扱ってくれる存在が現れた際に、自信や承認を満たしたいという欲求が抑えきれず、浮気をしてしまうことがあります。

2章 浮気防止にはコレ!浮気されない方法12個

パートナーの浮気を防ぐためには、日頃の関わり方を見直したり法的効果のある書面を準備したりして、状況に応じた対策を講じることが効果的です

事前に対策を知っておけば、二人の関係性をより強固にするための具体的な行動が分かります。

例えば、浮気されないための防止法としては、以下の12個があります。

防止法1:デートの時間を増やす
防止法2:感謝と言葉による愛情表現を欠かさない
防止法3:お互いのスケジュールや交友関係を共有する
防止法4:自分自身の外見や内面を磨き続ける
防止法5:不満や問題はその都度話し合って解決する
防止法6:共通の趣味や目標を持つ
防止法7:どこからが浮気かという基準を二人で決める
防止法8:浮気をしたら関係が終わるという覚悟を伝える
防止法9:浮気防止誓約書を作成する
防止法10:慰謝料を請求する
防止法11:一度別居する
防止法12:離婚する

2章 浮気防止にはコレ!浮気されない方法12個
それでは、浮気防止に役立つ具体的な方法について順番に見ていきましょう。

2-1 防止法1:デートの時間を増やす

二人の心の距離を縮めて関係性を安定させるためには、意識して一緒に過ごす機会を作ることが役立ちます

接触する機会が減ってしまうと、心のすれ違いが生じて他の異性に目を向ける隙が生まれやすくなるからです。

例えば、休日に一緒にデートしたり、平日の夜に少しだけでも外食を共にしたりすることで、お互いの存在の大きさを再確認できます。

定期的に二人きりの時間を持つことで、信頼関係が深まり、結果として浮気防止につながります。

2-2 防止法2:感謝と言葉による愛情表現を欠かさない

日頃からパートナーに対して気持ちと言葉をしっかり伝えることは、他への目移りを防ぐ土台となります

人間は誰しも、身近な人から認められたり愛されたりしたいという欲求を持っているためです。

例えば、「いつもありがとう」と労ったり「好きだよ」と言葉で伝えたりすることを習慣にすると、相手は満たされた気持ちになります。

言葉による温かいやり取りがあれば、あえてリスクを冒してまで外の異性に癒やしを求める必要がなくなります。

2-3 防止法3:お互いのスケジュールや交友関係を共有する

予定や周囲の人間関係をある程度オープンにしておくことは、不審な行動を未然に防ぐ抑止力になります

行動が不透明であると、周囲から誘われたり誘惑に負けそうになったりした際、引き返すハードルが低くなってしまうからです。

例えば、その日に誰とどこで会うのかを事前に伝え合ったりカレンダーアプリで予定を共有したりする工夫が挙げられます。

お互いの生活が見えやすくなることで、隠れて行動を起こす心理的な負担が増し、浮気防止の効果に繋がります。

2-4 防止法4:自分自身の外見や内面を磨き続ける

パートナーにとって常に魅力的な存在であり続ける努力は、関係のマンネリ化を防ぐために有効です

一緒にいる時間が長くなると、お互いへの緊張感が薄れてしまい、新鮮な刺激を外に求めてしまうケースがあるためです。

例えば、新しいファッションに挑戦したり仕事や資格の勉強に励んで内面を豊かにしたりすることが挙げられます。

魅力的な姿を見せ続けることで、相手に「手放したくない」と思わせる動機が生まれ、他へ目移りするのを防ぐことができます。

2-5 防止法5:不満や問題はその都度話し合って解決する

日頃から小さなすれ違いを放置せず、向き合って解消していくことは、浮気を防止することに繋がります

家庭内や関係性の中に不満が溜まっていくと、そのストレスを発散するために外の異性へ逃げてしまうことがあるからです。

例えば、意見が食い違った時に感情的にならず、お互いの言い分を聴き合ったり妥協点を見つけたりする対話の場を設けましょう。

わだかまりをその都度解消していれば、心の隙間ができるのを防ぐことができます。

2-6 防止法6:共通の趣味や目標を持つ

二人で同じ方向を向いて歩めるような要素を作ることは、絆を強くするために役に立ちます

共通の話題や目的があると、自然と一緒にいる時間が充実し、お互いが大切なパートナーだと再認識できます。

例えば、旅行の計画を立てて一緒に貯金をしたり週末に共通のスポーツを楽しんだりするといいでしょう。

同じ目標や喜びを分かち合うことで、二人の連帯感が強まり、他の異性が入り込む余地をなくすことができます。

2-7 防止法7:どこからが浮気かという基準を二人で決める

あらかじめ「何を行ったら裏切りになるのか」という具体的なラインを共有しておくことは、誤解や過失を防ぐために有効です

浮気に対する認識は人によって異なる場合があり、悪気なく行った行動が原因で関係が破綻することもあるからです。

例えば、「異性と2人きりで食事に行ったらアウト」「手を繋いだら許さない」といった具体的な境界線をお互いに確認し合します。

明確な基準を共有しておくことで、相手も行動を自制しやすくなり、不慮のトラブルを避けることができます。

2-8 防止法8:浮気をしたら関係が終わるという覚悟を伝える

万が一の裏切り行為があった場合には、別れることを明確に示しておくことは、抑止力になります

軽い気持ちで過ちを犯してしまう人は、「バレても許してもらえるだろう」という甘い考えを持っていることが少なくないからです。

例えば、「一度でも他の異性と一線を越えたら、その時点で一切の迷いなく別れる」と言葉ではっきりと宣言しておきます。

失うものの大きさを明確に自覚させることで、一時の感情に流されるリスクを大幅に下げることができます。

2-9 防止法9:浮気防止誓約書を作成する

過去に怪しい行動があった場合や、より確実な約束を交わしたい場合には、書面を作成してペナルティを定めておくことが法的なアプローチとして有効です

口約束だけでは時間が経つと風化しがちですが、書面に残すことで心理的・法的なプレッシャーを継続的に与えられるからです。

例えば、次に裏切り行為をした場合の慰謝料の金額や、離婚の条件を盛り込んだ誓約書を作成し、お互いに署名捺印を行います。

形に残る約束を交わすことで、自身の行動に対する責任の重さを強く認識させ、浮気防止に繋げることができます。

浮気の誓約書については、以下の記事で詳しく解説しています。

2-10 防止法10:慰謝料を請求する

すでに問題が起きてしまった後で、さらなる再発を防ぐための強力な対抗措置としては、金銭的な責任を追及することが挙げられます

精神的な苦痛に対する賠償を求める行為は、自らが犯した過ちの重大さを実感を伴って理解させる手段となるためです。

例えば、浮気相手やパートナーに対して、法律の手続きに則って正式に慰謝料の支払いを求めます。

相応の経済的負担を負わせることで、「二度と同じ過ちは繰り返さない」という強い戒めになり、将来の浮気を防止する効果を期待できます。

慰謝料を請求していく中で浮気相手との接触禁止を約束させることも多いです。

接触禁止条項については、以下の記事で詳しく解説しています。

2-11 防止法11:一度別居する

関係の修復を目指しつつも、現状のままでは改善が見込めない場合には、物理的な距離を置くことも選択肢となります

同じ空間に居続けるとお互いに冷静になれず、険悪な空気から再び外の世界へ逃避してしまう悪循環が生まれやすいためです。

例えば、期間を区切って実家に戻ったり別の住まいを借りたりして、お互いに一人の時間を作ります。

離れて暮らすことで相手の存在を見つめ直し、失うことの恐怖を実感させることで、生活態度の改めを促すことができます。

2-12 防止法12:離婚する

あらゆる対策を尽くしても改善が見込めず、精神的な負担が限界に達している場合は、法律上での婚姻関係を完全に解消することが最終的な解決策となります

不誠実なパートナーとの関係にしがみつき続けると、自身の心身が疲弊してしまい、前を向いて生きるためのエネルギーが奪われてしまうからです。

関係を断ち切ることで、これ以上の浮気に怯える日々に終止符を打ち、自分自身の未来を守ることができます。

3章 浮気防止にOKな言葉とNGな言葉

パートナーの浮気を防ぐためには、日頃からかける言葉の選び方に注意して、相手の心理に合わせたコミュニケーションを取ることが効果的です

どのような発言が相手の自制心を高め、逆にどのような発言が心を離れさせてしまうのかを知っておけば、言葉によるすれ違いを未然に防げるようになります。

例えば、浮気防止にOKな言葉とNGな言葉を整理すると以下のとおりです。

OKな言葉1:「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう」
OKな言葉2:「あなたと一緒に過ごす時間が一番落ち着くよ」
OKな言葉3:「もし浮気をされたら、悲しいけれどその時点で終わりにするね」
OKな言葉4:「今日こんなことがあってね、あなたはどう思う?」
NGな言葉1:「どうせまた怪しい行動をしているんでしょう」
NGな言葉2:「私の言う通りにしていればいいのよ」
NGな言葉3:「男(女)なんてみんな隙があれば裏切るものだからね」
NGな言葉4:「もうあなたのことなんてどうでもいいわ」

3章 浮気防止にOKな言葉とNGな言葉
それでは、それぞれの言葉が持つ効果や注意点について順番に見ていきましょう。

3-1 OKな言葉1:「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう」

日頃の労いや感謝の気持ちをストレートに伝える言葉は、パートナーの心の満たされ感を高めて他への目移りを防ぐ土台となります

身近な存在から自分の行動や存在をしっかりと認められていると感じることで、家庭内に強い安心感を覚えるためです。

例えば、仕事から帰ってきたときや家事の手伝いをしてくれた瞬間に、笑顔でこの言葉を掛けます。

自分の努力が肯定されている場所を裏切りたくないという心理が働き、浮気防止の効果に繋がります。

3-2 OKな言葉2:「あなたと一緒に過ごす時間が一番落ち着くよ」

相手が自分にとって特別な存在であることを伝える表現は、パートナーの承認欲求を満たすために非常に有効です

自分が愛されており、相手の支えになっていると実感できれば、あえて外の異性に癒やしを求める必要がなくなるためです。

例えば、週末のデートの帰り際や夜の団らんのひとときに、優しく語りかけるように伝えます。

異性としての自信や存在意義を感じさせる言葉を贈ることで、二人の絆がより強固なものへと変わっていきます。

3-3 OKな言葉3:「もし浮気をされたら、悲しいけれどその時点で終わりにするね」

万が一の裏切りに対する明確なペナルティを伝える表現は、一時の感情に流されそうになった際の抑止力になります

感情的に怒鳴るのではなく、静かに覚悟を伝えることで、失うものの大きさをリアルに想像させることができるためです。

例えば、テレビのニュースやドラマの話題になった際に、自身の本気のスタンスとして淡々と伝えます。

甘えや油断を排除し、自身の行動に伴うリスクを正しく自覚させることで、不穏な誘惑を遠ざけることができます。

3-4 OKな言葉4:「今日こんなことがあってね、あなたはどう思う?」

日常の些細な出来事を共有しながら相手の意見を求める問いかけは、対話の機会を増やして心のすれ違いを防ぐために役立ちます

お互いの考えをやり取りする習慣があれば、不満を溜め込んだり孤立感を抱いたりするリスクを減らせるためです。

例えば、夕食の席などでその日にあった楽しかったことや悩んだことを話し、相手の言葉に耳を傾けます。

双方向のコミュニケーションを絶やさないことで、心の隙間ができるのを防ぐことができます。

3-5 NGな言葉1:「どうせまた怪しい行動をしているんでしょう」

根拠がないのにもかかわらず、最初から相手を疑ってかかるような発言は、パートナーの信頼関係を傷つけるため避けるべきです

信じてもらえない状況が長く続くと、「どうせ疑われるなら、本当に裏切っても同じだ」という破れかぶれの心理を生み出しかねないからです。

例えば、少し帰りが遅くなっただけで、頭ごなしに浮気を決めつけるような問い詰め方が挙げられます。

過度な疑心暗鬼は、かえって相手を外の異性へと追いやるきっかけを作ってしまいます。

3-6 NGな言葉2:「私の言う通りにしていればいいのよ」

相手の行動や交友関係をすべて自分の支配下に置こうとする高圧的な発言は、ストレスを与えて逃避を促す原因になります

プライベートを過剰に束縛されたり行動を制限されたりすると、その息苦しさから逃れるために自由な空間を求めたくなるためです。

例えば、友人と出掛けることや趣味の時間を一切許さないような言い方はやめた方がいいでしょう。

相手へのリスペクトを欠いた言動は、浮気を防ぐどころか関係を悪化してしまいます。

3-7 NGな言葉3:「男(女)なんてみんな隙があれば裏切るものだからね」

性別を一括りにして、最初からパートナーの誠実さを否定するような表現は、相手のプライドを著しく損ねるため不適切です

一人の人間として信用されていないと感じると、あなたに対して不信感を抱いたり誠実でいる努力をやめたりしてしまうことがあるためです。

一般的な浮気関連の話題の際に、皮肉を交えてパートナー本人に当てこするような言い方はやめましょう。

3-8 NGな言葉4:「もうあなたのことなんてどうでもいいわ」

相手に対する関心を完全に放棄したような突き放す発言は、パートナーに強烈な孤独感を与えてしまうため危険です

身近な人から拒絶され、自分の存在を無視されていると感じた人は、その寂しさを他者で埋めようとする傾向があるためです。

例えば、小さな喧嘩の拍子に、感情を放棄して投げやりに言い放ってしまうケースなどです。

軽い気持ちで行ってしまった言葉でも二人の関係に亀裂を生じさせてしまう可能性があります。

4章 浮気防止をする際の注意点

パートナーの浮気を防ぐために行動を起こす際は、相手の受け止め方や法律上のルールに配慮して、適切な範囲内で行う必要があります

いくら浮気を防ぎたいからといって行き過ぎた行動を取ってしまうと、お互いの信頼関係が崩壊したり法的なトラブルに発展したりするリスクがあるためです。

例えば、浮気を防止する際の注意点としては、以下の4つがあります。

注意点1:プライバシーを侵害するような過度な束縛は避ける
注意点2:法律に違反するような方法での情報収集は行わない
注意点3:一方的なルールの押し付けではなく二人の合意形成を意識する
注意点4:相手を疑うことばかりに気を取られて自身の魅力を損なわない

それでは、それぞれの注意点について順番に詳しく見ていきましょう。

4-1 注意点1:プライバシーを侵害するような過度な束縛は避ける

相手の行動を24時間すべて監視しようとする行為は、パートナーの精神的な負担を大きくするため控えるべきです

いくら親密な間柄であっても自由な時間や空間は必要であり、そこを完全に奪われてしまうと息苦しさから逃げ出したい心理が働くためです。

例えば、一日に何度も連絡を強制したりスマートフォンの画面を常にチェックしようとしたりする行動です。

過剰な監視はかえって心の距離を遠ざけ、結果として浮気を誘発してしまいかねません。

4-2 注意点2:法律に違反するような方法での情報収集は行わない

不安だからといって、相手に無断でスマートフォンのアプリを操作したり特定の手段を用いたりすることは、法的なトラブルを引き起こす恐れがあります

本人の許可なくロックを解除して情報を覗き見たり位置情報を取得するプログラムを勝手に導入したりする行為は、不正アクセスなどの違法行為に該当する場合があるためです。

例えば、寝ている間に指紋を使ってスマートフォンを開け、中身を細かくチェックする行為が挙げられます。

違法性の高い方法をとってしまうと、あなた自身が不利な立場に追い込まれるため注意が必要です。

4-3 注意点3:一方的なルールの押し付けではなく二人の合意形成を意識する

自分だけの基準で決めた禁止事項を相手に従わせようとすると、パートナーの反発を招きやすくなります

二人が納得していない取り決めは形骸化しやすく、守られていないことが発覚した際にさらなる喧嘩や不信感を生む原因となるためです。

例えば、「異性がいる集まりには一切行ってはならない」といった厳しい条件を一方的に言い渡すケースです。

お互いの生活環境や意見を尊重し合い、すり合わせを行った上で納得できるラインを決めることが長続きのコツです。

4-4 注意点4:相手を疑うことばかりに気を取られて自身の魅力を損なわない

常にパートナーの言動に目を光らせ、ネガティブな感情に囚われてしまうのは、二人の関係性に良い影響を与えません

疑いの目ばかりを向けられている相手はあなたと一緒にいる空間を心地よいと感じなくなり、家庭の外に癒やしを求めるようになってしまうためです。

例えば、相手のちょっとした不審な動きに対して毎回感情的に問い詰めたり暗い表情で過ごしたりする生活が挙げられます。

不安なときこそ自身の内面や外見を磨くことに意識を向け、笑顔で接する心の余裕を持つことが最大の浮気防止に繋がります。

5章 浮気防止についてよくある疑問

浮気防止についてよくある疑問としては、以下の4つがあります。

Q1:おすすめの浮気防止グッズはある?
Q2:浮気防止アプリはある?
Q3:浮気されたくないから付き合わないのは?
Q4:浮気防止ルールとして効果的な内容は?

5章 浮気防止についてよくある疑問
それでは、これらの疑問を順番に解消していきましょう。

5-1 Q1:おすすめの浮気防止グッズはある?

A.日常生活の中で気軽に取り入れられるアイテムとしては、身に付ける衣服や持ち物に工夫を凝らす方法があります

着用しているだけで裏切りの抑止力になるような製品や、お揃いのペアリングなどが挙げられます。

例えば、メッセージやユニークなデザインが施された浮気防止用の下着をプレゼントする方法があります。

ただし、位置情報を追跡するGPS機器などを無断で相手の車や荷物に仕込む行為は、プライバシーの侵害や違法行為になる恐れがあるため避けてください。

5-2 Q2:浮気防止アプリはある?

A.スマートフォンの機能を利用して、お互いの状況を確認し合えるソフトウェアは複数存在しています

例えば、位置情報を確認するアプリ(Cerberus)や、写真の閲覧アプリ(AirDroid)、メッセージの閲覧アプリ(mSpy)、カメラ機能の連動アプリ(TrackView)、通話記録の確認アプリ(Phonedeck)などがあります。

ただし、これらを相手の同意なく勝手にインストールする行為はトラブルの元になります。

プライベートを縛りすぎると信頼関係も崩れてしまうため、必ず話し合ってから使うようにしましょう。

5-3 Q3:浮気されたくないから付き合わないのは?

A.浮気される恐怖から他者との深い関わりを一切避けてしまうことは、自身の選択肢を狭めてしまいます

傷つくリスクをなくすことはできますが、同時に人と支え合って得られる喜びや幸福感まで手放すことになってしまうためです。

浮気のリスクを完全にゼロにすることは難しくても、あらかじめ正しい対処法やルールを知っておけば、不安を減らしながら良い関係を築いていくことができます。

5-4 Q4:浮気防止ルールとして効果的な内容は?

A.二人の間で決める約束事としては、リスクの明確化と行動の透明性を高める条件を盛り込むといいでしょう

お互いの認識をすり合わせ、隠し事をしにくい環境を整えることで、一時の感情による過ちを効果的に防げるようになるためです。

例えば、裏切りがあれば別れるというリスクを伝える「浮気=即別れ」の事前周知や、手を繋いだらアウトなど具体的なラインを話し合う「浮気の定義」の共有、誰とどこに行くかをオープンにする「隠し事を作らない」スケジュール共有などの内容を入れましょう。

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7章 まとめ

以上のとおり、今回は、浮気する理由を説明したうえで、浮気防止法や注意点について解説しました。

この記事が浮気を防止したいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

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籾山 善臣

籾山 善臣 弁護士

リバティ・ベル法律事務所

神奈川県弁護士会所属。
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・執筆等】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこ弁|ちょこっと弁護士Q&A他
【取材実績】東京新聞2022年6月5日朝刊、毎日新聞 2023年8月1日朝刊、週刊女性2024年9月10日号、区民ニュース2023年8月21日

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