ダブル不倫とは?W不倫・浮気の定義とリスクをわかりやすく解説

ダブル不倫とは?W不倫・浮気の定義とリスクをわかりやすく解説

著者情報

籾山 善臣

籾山 善臣 弁護士

リバティ・ベル法律事務所

神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・取材】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこっと弁護士Q&A、東京新聞、毎日新聞、週刊女性他

ダブル不倫とは、既婚者同士の不倫をいいます

被害者2人と加害者2人と関係者が増えるため紛争が複雑化しやすく、リスクも大きくなります。

弁護士として不倫の相談を受ける中でも、ダブル不倫の相談は非常に多いです。

ホウペン

この記事の要点

・ダブル不倫とは、既婚者同士の不倫のことです。
・関係者が4人になるため、慰謝料請求や離婚などのトラブルが複雑化しやすいという大きなリスクがあります。

今回は、ダブル不倫とは何かについて、W不倫・浮気の定義を説明したうえで、リスクをわかりやすく解説します。

目次

1章 ダブル不倫とは?定義や状況

ダブル不倫
ダブル不倫とは、既婚者同士が、それぞれのパートナー以外の人と性的な関係を持つことを指します

お互いに家庭がある状況で行われるため、一般的な不倫よりも登場人物が多くなり、トラブルの内容が複雑になりやすいという特徴があります。

また、一方が独身である不倫との大きな違いは、悲しむ配偶者が2人存在し、慰謝料を支払ったり、反対に請求したりする関係が2倍に増える点にあります。

例えば、A夫さんとB妻さんが交際した場合、A妻さんはB妻さんへ、B夫さんはA夫さんへ、慰謝料を請求することができます。

このように、関係する人数が増えることで問題がもつれやすくなるのが、ダブル不倫という状況の正体です

法律上はどちらも「不貞行為」という扱いになり、それぞれの家庭において責任を負うことになります。

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コラム:夫婦双方の不倫

夫婦双方の不倫
ダブル不倫は、法律用語ではありません

典型的には、既婚者同士の不倫を指すことが一般的ですが、稀に夫婦双方の不倫もダブル不倫と呼ぶ方がいます。

ひとつの家庭の夫と妻が、それぞれ別々の相手と不倫をしている状況です。

お互いに外で別の相手を作っているため、家庭内での信頼関係はすでに失われている場合がほとんどです。

このような状況では、お互いが加害者であり被害者でもあるため、慰謝料を請求しあったり、離婚の手続きがさらに難航したりすることが予想されます

どちらが有責配偶者なのか、婚姻関係破綻の責任を一方のみに帰責できるのかなど、特殊な争いとなります。

2章 ダブル不倫にハマる理由

ダブル不倫に深く入り込んでしまう理由は、お互いが既婚者であるからこそ感じる「居心地の良さ」や「共通の境遇」にあります

ハマる理由を知ることで、なぜ自分や相手が今の状況から抜け出せなくなっているのかを冷静に分析できるようになり、今後の関係を見直すきっかけにもなるでしょう。

例えば、ダブル不倫にハマる理由としては、以下の3つがあります。

理由1:家庭での役割を忘れて自分に戻れる
理由2:お互いに家庭があるという安心感
理由3:共通の悩みや不満を理解し合える

ダブル不倫にハマる理由

それでは、ダブル不倫にハマる理由について順番に見ていきましょう。

2-1 理由1:家庭での役割を忘れて自分に戻れる

家庭内では「夫」や「妻」、あるいは「親」としての役割を求められることが多いですが、不倫相手の前では、ひとりの人間として扱ってもらえることが魅力に感じられます

日常の家事や育児に追われたり、仕事の重圧に耐えたりする日々の中で、自分を純粋に肯定してくれる存在はとても心強く感じてしまうものです。

例えば、家ではパートナーから労いの言葉がないのに、相手からは「いつも頑張っているね」と褒められたり、名前で呼んでもらえたりすることで、心が満たされると感じてしまいます。

このように、家庭での義務感から離れて、本来の自分を受け入れてもらえる感覚が、行けないと分かっていても関係を深めてしま理由の一つです

2-2 理由2:お互いに家庭があるという安心感

お互いに守るべき家庭があることで、かえって「深入りしすぎない」という安心感を抱き、関係にのめり込んでしまうことがあります

独身者との不倫であれば、相手から結婚を迫られたり、生活のすべてを依存されたりする不安がありますが、既婚者同士ならそのリスクが低いと錯覚してしまうのです。

例えば、週末は家族と過ごすために連絡を控えたり、お互いの家庭を壊さない範囲で会ったりするという暗黙のルールが共有されている場合があります。

このように、一定の距離感を保ちながら付き合える関係性が、皮肉にも居心地の良さを生んでしまう理由となるのです

2-3 理由3:共通の悩みや不満を理解し合える

既婚者同士だからこそ、結婚生活の悩みやパートナーへの不満を分かち合いやすく、親密さが加速することがあります

独身者には伝わりにくい「家庭内の孤独」や「生活の苦労」を共有できることで、唯一無二の理解者であると感じてしまうのです。

例えば、子育てのストレスを愚痴り合ったり、配偶者との価値観のズレを嘆き合ったりするうちに、強い連帯感が生まれることがあります。

このように、同じような境遇にいる者同士だからこそ得られる「わかってもらえる」という実感も、ダブル不倫に深くハマってしまう大きな理由です

3章 ダブル不倫をしてしまう人の心理

ダブル不倫をしてしまう人の心の中には、自分自身の感情をコントロールしきれない葛藤や、内面的な欠乏感が隠れていることがあります

例えば、ダブル不倫をしてしまう人の心理としては、以下の3つがあります。

心理1:永遠に恋愛をしていたいという依存心
心理2:配偶者に対する仕返しの心理
心理3:孤独感から逃れたいという強い不安

ダブル不倫をしてしまう人の心理

それでは、ダブル不倫をしてしまう人の心理について順番に見ていきましょう。

3-1 心理1:永遠に恋愛をしていたいという依存心

いつまでも異性としてときめきを感じていたい、という恋愛そのものへの依存心理がダブル不倫を引き起こすことがあります

結婚生活が長くなり、家族としての情愛はあっても「恋の刺激」が失われたことに耐えられないと感じてしまうためです。

例えば、新しい相手と出会ったときの胸の高鳴りや、メッセージを待つ間のドキドキ感だけを追い求めてしまい、交際を繰り返してしまうことがあります。

このように、生活の安定よりも恋愛による高揚感を優先させてしまう心理が、既婚者であっても別の相手を求めてしまう背景にあります。

3-2 心理2:配偶者に対する仕返しの心理

現在のパートナーに対して、怒りや不満を直接ぶつけられない代わりに、不倫という形で「仕返し」をしようとする心理が働くことがあります

言葉で伝えても改善されない絶望感から、隠れてルールを破ることで心の均衡を保とうとしてしまうのです。

例えば、配偶者の自分勝手な振る舞いに傷ついたり、過去に相手から裏切られた経験があったりする場合に、自分も同じように報復したいという衝動に駆られることがあります。

このように、相手を精神的に攻撃したいという屈折した心理が、ダブル不倫の引き金になることもあるのです。

3-3 心理3:孤独感から逃れたいという強い不安

どれだけ家族に囲まれていても、心の底にある「自分は理解されていない」という孤独感や不安を埋めるために不倫に走る心理があります

誰も自分の本質を見てくれていないという空虚さを、配偶者以外の誰かに埋めてもらおうとしてしまいます。

例えば、会話が全くないわけではないのに、心がつながっていないと感じる寂しさに耐えられず、優しく接してくれる相手にすがってしまうこともあります。

このように、ひとりになることへの恐怖や、精神的な孤立を解消したいという切実な不安が、ダブル不倫という選択肢に結びついてしまうのです

不倫する心理については、以下の記事でも詳しく解説しています。

4章 ダブル不倫をする人の特徴

ダブル不倫を続けてしまう人には、行動のパターンや性格の面でいくつかの共通する特徴が見られることがあります

例えば、ダブル不倫をする人の特徴としては、以下の3つがあります。

特徴1:時間の使い方が非常にマメである
特徴2:仕事やプライベートが充実しているように見える
特徴3:他人からの頼みを断れない優しすぎる性格

それでは、ダブル不倫をする人の特徴について順番に見ていきましょう。

4-1 特徴1:時間の使い方が非常にマメである

ダブル不倫をする人は、限られた時間の中で家庭と不倫相手の両立を図ろうとするため、スケジュール管理が非常に細かいという特徴があります

配偶者に怪しまれないように、不自然ではない理由を作って外出したり、連絡を返したりする作業を苦にせずこなせる傾向にあります。

例えば、仕事の合間のわずかな時間にメッセージを送ったり、休日に「趣味」や「勉強」という名目で会う時間を作ったりすることを徹底しています。

このように、日常の隙間時間を器用に使いこなせるマメさが、ダブル不倫を継続させるひとつの特徴といえます

4-2 特徴2:仕事やプライベートが充実しているように見える

周囲からは、仕事も家庭も順調で、生活が充実しているように見える人ほど、実はダブル不倫に手を染めているというケースが少なくありません

生活基盤が安定しており、金銭的にも精神的にもある程度の余裕があるからこそ、外に目を向けるエネルギーが生まれてしまうのです。

例えば、職場では責任ある役職に就いてバリバリと働いていたり、休日には家族サービスを欠かさず行っていたりする「理想的な人物」が、裏では別の顔を持っていることがあります。

このように、一見すると不満がなさそうな充実した外見が、周囲に不倫を悟らせない隠れみのになっている場合もあります。

4-3 特徴3:他人からの頼みを断れない優しすぎる性格

相手からの好意や誘いをはねつけることができず、流されるままに関係を深めてしまう「優しすぎる性格」も特徴のひとつです

自分の意思を強く通すよりも、相手の期待に応えたいという気持ちが先行してしまい、不適切な関係だとわかっていても断りきれなくなります。

例えば、悩み相談を受けているうちに相手から頼りにされたり、強引にアプローチされたりした際に、突き放すことができずに関係が始まってしまうことがあります。

このように、相手を傷つけたくないという消極的な優しさが、結果としてダブル不倫という複雑な状況を招いてしまう要因となります

5章 ダブル不倫のリスク

ダブル不倫は、一般的な不倫に比べて失うものが多く、その後の生活に与えるダメージも非常に大きいという現実があります

どのようなリスクがあるのかを具体的に把握しておくことで、取り返しのつかない事態になる前に、ご自身の行動を冷静に見つめ直すきっかけになるでしょう。

例えば、ダブル不倫のリスクを挙げると以下の5つがあります。

リスク1:2倍の負担になる
リスク2:紛争が複雑化する
リスク3:バレやすい
リスク4:本気になりやすい
リスク5:社内での居場所を失う

それでは、ダブル不倫のリスクについて順番に見ていきましょう。

5-1 リスク1:2倍の負担になる

ダブル不倫が発覚した場合、支払うべき慰謝料などの経済的負担が、通常の不倫よりも重くなるケースがあります

お互いに既婚者であるため、それぞれの配偶者に対して責任を取らなければならず、出ていくお金が膨らんでしまうからです。

例えば、自分が相手の配偶者に100万円を支払う一方で、自分の配偶者が相手に対して100万円を請求するという事態が起こります。

このように、家計全体で見ると支出が重なり、経済的に困窮してしまう点が大きなリスクといえます。

5-2 リスク2:紛争が複雑化する

関係者が4人(自分、相手、それぞれの配偶者)になるため、話し合いや手続きが非常にややこしくなります

感情的な対立が深まりやすく、一度トラブルになると解決までに長い時間と労力がかかってしまいます。

また、片方の配偶者の慰謝料請求は解決したけど、その後、別の配偶者からの慰謝料請求がされ、再度、紛争が発生することもあります。

このように、多くの人の感情が絡み合うことで、スムーズに解決できなくなるのがダブル不倫の怖さです

5-3 リスク3:バレやすい

ダブル不倫は、一方が独身の場合よりも周囲に発覚する確率が高くなります

お互いの配偶者が異変に気づく可能性があるため、いわば「2方向」から常に監視されているような状態だからです。

例えば、自分が隠し通せていると思っていても、相手が配偶者にスマホを見られたり、外出の矛盾を追及されたりして、そこから芋づる式にバレてしまうケースがあります。

このように、自分ひとりの注意だけでは隠しきれない点が、ダブル不倫特有の危うさです。

不倫がバレる原因については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-4 リスク4:本気になりやすい

お互いに家庭があるという共通の境遇が「運命の出会い」のように感じられ、予想以上に感情がのめり込んでしまうことがあります

遊びのつもりで始めたはずが、いつの間にか家庭を捨てる覚悟まで持ってしまうなど、冷静な判断ができなくなりがちです。

お互い配偶者がいる「いけない恋」というのが、2人の気持ちを盛り上げてしまうスパイスになるのです。

このように、本気になりすぎてしまうことで、結果としてすべての幸せを壊してしまうリスクをはらんでいます。

本気不倫については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-5 リスク5:社内での居場所を失う

ダブル不倫の相手が同じ職場であった場合、発覚したときの社会的なダメージは計り知れません

会社内での信用は失墜し、退職や異動を余儀なくされるなど、これまでのキャリアを台無しにする可能性があります。

例えば、不倫の事実が噂として広まったり、周囲から冷ややかな目で見られたりして、仕事に集中できなくなることもあります。

生活の糧である仕事や、長年築き上げてきた人間関係を一瞬で失ってしまうこともあるのです

社内不倫については、以下の記事で詳しく解説しています。

6章 ダブル不倫の慰謝料

ダブル不倫の慰謝料は、登場人物が多いため、一般的な不倫のケースとは異なる考え方をすることがあります

慰謝料の仕組みを正しく理解しておくことで、法外な金額を請求されて慌てたり、損をしたりすることを防げるようになります。

6-1 ダブル不倫の慰謝料相場

ダブル不倫で請求される慰謝料の相場は、数十万円から300万円程度の幅があります

これは通常の不倫の相場と大きく変わるものではありません。

例えば、別居も離婚もしない場合には100万円前後、別居に至る場合には100万円~150万前後、離婚に至る場合には150万円~200万前後となることが多いです。

妊娠や出産に至っている場合には300万円近い金額となることもあります

ただし、ダブル不倫の場合には、2人被害者がいるため、数十万円~300万円の慰謝料を2回払わなければいけない可能性があります

つまり、慰謝料の負担が2倍程度になる場合もあることになります。

不倫慰謝料の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。

6-2 ダブル不倫の慰謝料請求パターン

ダブル不倫の事案の慰謝料の請求のパターンは、4つあります。

ここでは、既婚者であるAさんと既婚者であるBさんが不倫をした事案を例として、代表的な4つの流れを見ていきましょう。

パターン1パターン2パターン3パターン4
Aさんの配偶者Bさんに請求Aさんに請求Bさんに請求Aさんに請求
Bさんの配偶者Bさんに請求Bさんに請求Aさんに請求Aさんに請求

まず、一つ目のパターンは、Aさんの配偶者がBさんに請求し、Bさんの配偶者もBさんに請求する形です。

この場合、Aさんは直接慰謝料を請求されることはありませんが、Bさんが支払った金額の一部を肩代わりするよう求めてくる「求償請求」への対応が必要になる可能性があります

次に、二つ目のパターンは、Aさんの配偶者がAさんに請求し、Bさんの配偶者がBさんに請求する形です。

この場合には、自分の配偶者に対する支払いに加えて、Bさんから「自分も支払ったのだから、負担を分けてほしい」と求められるリスクがあります

三つ目のパターンは、Aさんの配偶者がBさんに請求し、Bさんの配偶者がAさんに請求する形です。

この場合は、Bさんの配偶者から直接慰謝料を求められることに加え、Bさんとの間での負担割合に関する話し合いが発生する可能性があります

最後に、四つ目のパターンは、Aさんの配偶者もBさんの配偶者も、どちらもAさんに対して慰謝料を請求する形です。

この場合には、Aさんは二人の配偶者それぞれからの請求に同時に対応しなければならず、経済的にも第一次的に非常に大きな負担を背負うことになります

6-3 0和解とすることもある

お互いに慰謝料を請求し合える状況では、最終的に「どちらも支払わない」という形で合意する「0和解(ぜろわかい)」を選択することがあります

それぞれの家庭が支払う金額が同程度であれば、実際に現金をやり取りせずに、お互いに請求権を放棄したほうが合理的な場合があるためです。

例えば、A夫婦の夫がB夫婦の妻からもらう予定の100万円と、B夫婦の夫がA夫婦の妻からもらう予定の100万円を差し引きし、お互いに金銭の支払いはなしとする合意書を作成するケースがあります。

このように、家計全体での損得を考えて、無駄な争いを避けるための柔軟な解決方法も存在します。

7章 ダブル不倫を終わらせる方法

ダブル不倫の関係を解消するためには、感情に流されず、計画的かつ断固とした態度で進める必要があります。

あなたが本当にダブル不倫を終わらせる覚悟をしたら以下の手順を試してみましょう。

方法1:理由を明確にして誠実に話し合う
方法2:連絡手段を完全に削除して遮断する
方法3:仕事などの環境を変えて接触をなくす

それでは、ダブル不倫を終わらせる方法について順番に見ていきましょう。

7-1 理由を明確にして誠実に話し合う

一方的に音信不通にするのではなく、別れたい理由を言葉にして相手に伝えることは、感情的な対立を避けるための一つの方法です

家族を優先したいという気持ちや、これ以上のリスクは負えないという考えを正直に話すことで、お互いの納得感を得やすくなります。

例えば、「自分の家族を守りたいから」「これ以上は続けられない」とはっきりとした言葉で、短く具体的に伝えるといいでしょう。

このように、相手を傷つけすぎないよう感謝を交えつつも、別れの意思を揺るぎないものとして示すことで、穏便に解決しやすくなります

7-2 連絡手段を完全に削除して遮断する

話し合いが終わった後、あるいは決意を固めた後に、電話番号やライン、SNSのアカウントをすべて削除して物理的に接触をゼロにする方法です

これが最も効果的な方法であり、中途半端に連絡が取れる状態を残さないことが、再発を防ぐための最大の鍵となります。

例えば、共通の友人がいる場合でも、個人的なつながりはすべて断ち切り、相手の近況が目に入らない環境を整えます。

自分自身の意志だけでなく、環境そのものを変えてしまうことで、精神的な依存からも抜け出しやすくなります

7-3 仕事などの環境を変えて接触をなくす

もし相手と同じ職場で働いているような場合には、物理的に顔を合わせない状況を自ら作り出す方法があります

仕事上の付き合いが残っていると、どうしても感情が再燃したり、周囲に怪しまれたりするリスクが消えないためです。

例えば、部署の異動を申し出たり、可能であれば転職を検討したりして、生活圏内から相手の存在を遠ざける工夫をします。

日常生活の中で相手と接する機会を根底からなくすことが、ダブル不倫の関係を完全に断つことができます。

8章 ダブル不倫についてよくある疑問

ダブル不倫についてよくある疑問としては、以下の4つがあります。

Q1:ダブル不倫の相手と結婚できる?
Q2:ダブル不倫のトラブルを一挙に解決できる?
Q3:片方の配偶者にはバレずに解決できる?
Q4:ダブル不倫のきっかけは?

これらの疑問を順番に解消していきましょう。

8-1 Q1:ダブル不倫の相手と結婚できる?

A.法的には、お互いの離婚が成立すれば再婚は可能です

しかし、あなたが不倫相手の配偶者に対して離婚を請求するよう権利はありません。

また、不倫相手が自身の配偶者に離婚を求めるにしても、有責配偶者からの離婚請求となり認められにくいです。

また、離婚に至ることで慰謝料も高額化しがちです。

8-2 Q2:ダブル不倫のトラブルを一挙に解決できる?

A.関係者全員(四者)が合意すれば、一つの契約で一挙に解決できます

誰が誰にいくらの慰謝料を請求するかを整理し、今後の接触禁止を約束したりする内容をまとめることで、将来のトラブルを未然に防ぎます。

例えば、弁護士を介して四者全員が署名捺印する合意書を作成し、すべての債権債務を清算する方法が一般的です。

ダブル不倫の四者間での示談書については、以下の記事で詳しく解説しています。

8-3 Q3:片方の配偶者にはバレずに解決できる?

A.片方の配偶者にはバレずに解決できるケースもあります

ダブル不倫の場合には、慰謝料を請求する側は、直接請求相手の自宅に郵送することを避け、郵送方法等について事前に通知相手に確認するなどの配慮をすることがあります。

請求相手の配偶者に不倫が発覚すれば、自身の配偶者に対して、慰謝料を請求される可能性があるためです。

慰謝料を請求される側も、自身の家庭を壊したくないため、慰謝料を請求されても、そのことを配偶者には伝えずに内緒にしていることがよくあります。

その結果、片方の配偶者にはバレずに終わるということもあります。

8-4 Q4:ダブル不倫のきっかけは?

A.職場での共感や、SNSでの悩み相談がきっかけとなるケースが非常に多いです

既婚者同士という「同じ境遇」が安心感を生み、心の隙間を埋め合う形でのめり込んでしまいます。

例えば、家庭内の孤独や仕事のストレスを共有し合っているうちに、いつの間にか一線を越えてしまうということが多くあります。

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10章 まとめ

以上のとおり、今回は、ダブル不倫とは何かについて、W不倫・浮気の定義を説明したうえで、リスクをわかりやすく解説しました。

この記事がダブル不倫とは何か知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。

 

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籾山 善臣

籾山 善臣 弁護士

リバティ・ベル法律事務所

神奈川県弁護士会所属。
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・執筆等】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこ弁|ちょこっと弁護士Q&A他
【取材実績】東京新聞2022年6月5日朝刊、毎日新聞 2023年8月1日朝刊、週刊女性2024年9月10日号、区民ニュース2023年8月21日

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