相場を上回る不貞慰謝料請求を大幅減額した事例
- 請求する側
- 請求された側
相談前
ご相談者様は、既婚者との不倫を理由に、不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されていました。
相手方から提示された慰謝料額は相場を大きく上回るものでしたが、ご自身では請求額が妥当なのか、減額できる可能性があるのかを判断できず、当事務所へご相談いただきました。
相談後
まず、お電話でご相談の概要を確認し、面談時にお持ちいただきたい資料をご案内しました。
面談では、不倫に至った経緯を時系列に沿って確認し、相手方から届いた書面の内容や証拠関係を検討し、慰謝料の相場や今後想定される手続についてご説明しました。
相手方との交渉では請求額の減額を求めましたが、相手方は当初の請求額に固執しました。当事務所では、相場から離れた金額を受け入れることはできないと判断しました。
ご依頼者様と、訴訟を提起される可能性についても十分に検討したうえで、支払いを拒否しました。
その後、相手方から訴訟を提起されましたので、慰謝料額の判断に必要な事実を主張しました。
その結果、裁判所から当初の請求額を大幅に減額した和解案が示され、その金額で解決することができました。
弁護士のコメント
不倫慰謝料を請求された方の中には、相手方から高額な請求書が届き、「書かれている金額を支払わなければならない」と思い込んでしまう方もいます。
しかし、相手方が請求した金額と、法律上支払うべき金額は同じとは限りません。
具体的な金額は、不倫の期間や回数などによって個別の事案ごとに異なります。
本件では、相手方の請求額が相場から離れていたため、訴訟を提起される可能性も踏まえたうえで、安易に支払いには応じませんでした。
訴訟になった後も、慰謝料額を判断するために必要な事実を示したことで、当初の請求額から大幅に減額した条件で解決できました。
高額な慰謝料を請求されても、その場で支払う約束をしたり、示談書へ署名したりせず、まずは請求額の根拠を確認することが必要です。
一人で抱え込まず、届いた書面や相手方とのやり取りをお持ちのうえ、ご相談ください。


