2025年12月29日
不倫の考え方
浮気・不倫(不貞行為)の慰謝料相場はいくら?判例368個を独自調査
不倫慰謝料の相場は、50万~300万円程度です。別居や離婚の有無等の個別事情により金額は変わってきます。今回は、浮気・不倫(不貞行為)の慰謝料相場はいくらかについて、判例368個を独自に調査、分析したうえで解説します。
2026/02/17
不倫慰謝料を請求された

慰謝料請求された人の中には、体験談をブログとして書いてくださっている方々がいます。
これらの体験談を見ることで、心理や流れ、ポイントについてイメージしやすくなるでしょう。
実は、慰謝料請求された人の体験談では、実務上もよく生じるような状況が綴られています。
今回は、慰謝料請求された人の体験談について、ブログや知恵袋を紹介したうえで、心理や後悔しないためのポイントを解説していきます。

この記事の要点
慰謝料請求された人の体験談では、実務上もよく生じるような状況が綴られています。
実際に慰謝料請求をされた人の体験談を知ることで、請求された人の心理状態や、よくある流れが分かるはずです
この記事を読めば、慰謝料請求をされた場合にどうなるのかイメージを持ちやすくなるはずです。
目次
不倫慰謝料弁護士コンパスで
不倫慰謝料に強い弁護士を探す
慰謝料請求をされた人の体験談は、ブログとして多く公開されています。
この中でも、慰謝料を請求された場合のイメージが湧きやすいものを4つ厳選して紹介すると以下のとおりです。
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【概要】
この体験談は、結婚直前まで交際していた相手が、実は既婚者だったと後から判明したケースです。
毎日の連絡を取り合ったり、両親に紹介されたり、将来の話をしたりと、本人は真剣な交際だと信じていました。
しかし、幸せの最中に相手の妻子の存在が発覚し、
不倫をしている認識がないまま、慰謝料を請求される立場になってしまいます。
【見どころ】
この体験談の見どころは、「既婚者だと知らなかった場合でも、慰謝料請求を受ける可能性がある」という点が分かりやすく描かれていることです。
とくに重要なのは、結婚前提の交際だったり、親に紹介されていたりしても、それだけで「知らなかった」と認められるとは限らないことです。
本人は被害者意識を持っていても、配偶者側からは不倫相手と見られてしまう立場に置かれることがあります。
後から「知らなかった」と説明することは、精神的にも大きな負担になります。
だまされていた側でも法的トラブルに巻き込まれてしまう場合もあることが読み取れます。
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【概要】
この体験談は、10年以上前に終わっていた不倫関係について、突然300万円の慰謝料を請求されたケースです。
請求された側は、その不倫関係がすでに長期間前に終わっており、連絡も取っていない状態だったため、突然の請求に強い戸惑いを感じています。
当初は高額な請求に動揺しつつも、相手方弁護士とのやり取りを重ねながら、「本当に支払う必要があるのか」「金額は妥当なのか」を冷静に見極めています。
【見どころ】
時間が経過していても、慰謝料請求を受ける可能性があること、最初に提示される金額がそのまま確定するわけではないことが分かりやすく表れています。
かなり昔に終わった関係でも、突然高額請求が来て強い不安に襲われることがあります。
高額の支払いには安易に応じないことが重要であり、「納得できる根拠があるなら支払うが、そうでなければ争う」という冷静な判断が必要なこともあります。
慰謝料請求された人が取るべき姿勢を考えるうえで参考になる内容と言えるでしょう。
【概要】
この体験談は、職場の上司と不倫関係にあったところ、突然、内容証明郵便で慰謝料請求を受けたケースです。
請求額は600万円とされており、請求された側は金額の大きさに強い衝撃を受けています。
発覚のきっかけは、上司の配偶者が探偵を使って証拠を集めていたことでした。
上司自身も事態を深刻に受け止めておらず、請求された側は一人で不安と現実的な問題を抱え込む状況に追い込まれます。
【見どころ】
高額な慰謝料請求と、職場不倫ならではのリスクが同時に押し寄せる心理状態が率直に描かれている点が見どころです。
内容証明郵便という形で請求が届き現実を突きつけられる点、請求額が非常に高額で、生活や将来設計への不安が一気に膨らむ点もリアルです。
「職場不倫では、金銭面だけでなく仕事や人生全体に影響が及びやすい」ということがわかります。
結果として、感情に流される前に、早い段階で冷静な判断や専門家への相談が必要になることを考えさせられる体験談と言えるでしょう。
【概要】
この体験談は、不倫相手から「妻とは離婚する」と言われていたものの、それが事実ではなかったと後から分かったケースです。
不倫関係にあった女性は、その言葉を信じて交際を続けていましたが、最終的に関係が発覚し、相手の妻から慰謝料を請求されることになります。
結果として、女性は慰謝料を支払うことになり、不倫相手とも別れ、二度と接触しない旨の誓約書を書く状況に追い込まれました。
本人だけでなく、周囲の友人関係にも大きな影響が出ている点が描かれています。
【見どころ】
この体験談の見どころは、「離婚するつもりだった」という言葉を信じても、法的には通用しない場面があるということです。
不倫相手の「離婚する」という説明が、後からウソだと判明することがあるというのは、実際によくあることです。
相手の言葉だけを信じて行動することのリスクと、自分の選択には責任が伴うという現実を強く印象づける内容となっています。
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慰謝料請求された人の体験談については、知恵袋からもうかがうことができます。
例えば、慰謝料請求された人の体験がわかる知恵袋としては、以下の4つがあります。
これらについて順番に紹介していきます。
この質問は、不倫相手の立場で慰謝料請求を受けている人が、金額の増額を不安に感じている内容です。
現在、弁護士がついていない状態で、慰謝料200万円を請求されています。
相手方からは、「弁護士を立てた場合は、すべての精神的苦痛について慰謝料を請求する」と言われており、弁護士に相談すると請求額がどこまで上がるのかを心配しています。
状況としては、結婚期間は約1年半で子どもはおらず、不倫発覚後に別居しています。
不倫関係は相手からの働きかけが多く、肉体関係がない時期でも、食事に行ったり、プレゼントを受け取ったりする関係があったとされています。
この質問からは、「弁護士を立てると不利になるのではないか」という強い不安を抱えたまま、判断に迷っている様子がうかがえます。
私は不倫相手です。不貞行為に対する慰謝料200万円請求されま… – Yahoo!知恵袋
この質問は、不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されている人が、金額面でどう判断すべきか悩んでいる内容です。
弁護士から内容証明郵便が届き、当初は200万円の支払いを求められていました。
不倫関係については、肉体関係は一度だけで、連絡先を交換してから約2週間程度の関係であり、長期間の交際関係はなかったとされています。
その後、相手方弁護士と直接やり取りを行い、求償権を放棄することを条件に、金額は50万円まで下がっている状況です。
ただし、これ以上の減額を求める場合は訴訟を起こすと言われており、「このまま50万円で応じるべきか」「裁判になればさらに下がる可能性はあるのか」という点で迷っています。
相手夫婦は、婚姻期間が約13年で子どもが2人おり、離婚はしない意向とされています。
この質問からは、金額を下げたい気持ちと、裁判になるリスクを避けたい気持ちの間で揺れている心理が読み取れます。
不貞行為の慰謝料について質問です。今、不倫相手の奥様から慰謝料請求されていま… – Yahoo!知恵袋
この質問は、不貞行為を理由に慰謝料を請求され、その場の流れで示談書にサインしてしまった人の相談です。
不倫相手に誘われてホテルに入った直後、配偶者が現れ、「示談書を書くならここで終わらせる」と言われ、300万円の示談書に署名してしまったとしています。
不倫期間は約半年で、相手夫婦の結婚期間は1年前後とされています。
後から調べたところ、300万円は相場より高いのではないかと感じ、減額や分割ができないか弁護士に相談したものの、十分な対応をしてもらえず、困っている状況です。
この質問からは、突然の修羅場で冷静な判断ができず、後から強い後悔を感じている様子がうかがえます。
不貞行為で慰謝料請求されています。当日不倫相手に誘われホテルへ… – Yahoo!知恵袋
この質問は、不倫関係が発覚し、配偶者に対してすでに慰謝料100万円を支払った人の相談です。
1年間の不倫関係について責任を認め、先に支払いを済ませています。
そのうえで、自分の立場から、不倫相手の男性に対して慰謝料を請求することができるのかという点について疑問を感じています。
この質問からは、支払い後になってから、「この負担をすべて自分が背負う必要があったのか」と考えるようになり、法的な立場を知りたいという気持ちが読み取れます。
1年間不倫をしていて、奥さんにばれて慰謝料を100万支払いました。私の立場で… – Yahoo!知恵袋
慰謝料請求を受けた人の体験談や質問を見ていくと、共通した心理の流れがあることが分かります。
こうした心理を知っておくことは、感情に流された判断を防ぎ、後悔の少ない対応をするために重要です。
例えば、慰謝料請求された人の心理を整理すると以下の4つが挙げられます。

それでは、慰謝料請求された人の心理について順番に見ていきましょう。
慰謝料請求を受けた直後は、強い動揺に支配されやすいです。
内容証明郵便や弁護士名義の書面など、普段なじみのない形で現実を突きつけられるからです。
例えば、突然「慰謝料を支払え」という書面が届き、頭が真っ白になったり、誰にも相談できずに一人で抱え込んだりしてしまうことがあります。
最初は金額や期限ばかりが気になり、冷静に内容を読めなかったという声も見られます。
このように、請求された直後の動揺は自然な反応ですが、その状態で判断すると、後から後悔しやすいことも多いと言えるでしょう。
相手に騙されていたと気づいたときの精神的ショックは非常に大きいです。
信じていた言葉や関係が、一気に崩れてしまうからです。
例えば、「既婚者だと知らなかった」、「離婚すると言われていた」といった体験談では、自分も被害者ではないかという思いと、現実とのギャップに苦しむ様子が語られています。
怒りを感じたり、自分を責めたりと、感情が不安定になりやすく、その結果、相手の要求をそのまま受け入れてしまうリスクもあります。
この心理を理解しておくことで、感情と判断を切り分ける意識が持ちやすくなります。
提示された慰謝料が高額だと感じ、強い不安や拒否感を持つ人が多いです。
生活や将来に直接影響する問題だからです。
例えば、「年収を超える金額を請求された」、「貯金では足りない」といった声は、体験談や質問の中でも繰り返し見られます。
一方で、この不安から焦って支払ったり、その場で示談書にサインしたりしてしまい、後から後悔するケースもあります。
この心理は自然なものですが、冷静に相場を見極めるようにしましょう。
不倫慰謝料の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。
良い弁護士を探したいとの声も見受けられます。
自分一人では正解が分からず、不安が解消されないからです。
体験談を読むと、もっと早く相談していれば違った対応ができたかもしれないと感じている人も少なくありません。
このように、弁護士を探したいという心理は、後悔しないために自然なものです。
慰謝料請求をされた場合、多くの人は「このあと何が起こるのか分からない」ことに強い不安を感じます。
実際には、慰謝料請求にはある程度決まった流れがあり、事前に知っておくことで冷静に対応しやすくなります。
慰謝料請求をされた場合によくある流れは、以下のとおりです。

それでは、慰謝料請求後の流れについて順番に見ていきましょう。
慰謝料請求は、相手方の弁護士から書面や電話があるという形で始まることが多いです。
例えば、内容証明郵便や弁護士名義の書面が突然届き、慰謝料の金額や支払期限が記載されているケースがあります。
また、書面ではなく、電話がかかってくるということも珍しくありません。
体験談や質問でも、この段階で強い動揺を感じる人が多く見られます。
請求を受けた側は、何らかの形で回答を求められることになります。
不貞を認めるのか、慰謝料の支払いに応じるのかと言ったことが話し合いの前提となるためです。
書面などで慰謝料を請求された場合には、通常、2週間程度での回答を求められます。
電話で請求された場合には、その場で回答を求められることもありますので、安易な発言をしないように注意が必要です。
慰謝料を請求された場合には、多くのケースではまず話し合いによる解決が目指されます。
裁判に進むよりも、時間や負担を抑えやすいからです。
例えば、慰謝料の金額を調整したり、分割払いを検討したり、今後一切接触しないことを条件にしたりといった内容について交渉が行われます。
合意に至った場合は、示談書を作成し、条件を書面で明確にします。
体験談では、この示談書の内容が妥当なのかを十分に確認しなかったことで、後悔しているケースも見られます。
交渉がまとまらない場合は、裁判に進む可能性があります。
当事者同士では解決できない場合、裁判所の判断に委ねるしかないからです。
例えば、金額について大きな隔たりがある場合や、責任の有無自体を争っている場合には、裁判が選ばれることがあります。
裁判になると長期化しがちで、労力や負担も大きくなります。
慰謝料請求を受けたとき、多くの人は不安や動揺から、後で後悔する行動を取ってしまいがちです。
しかし、弁護士として多くの不倫慰謝料についてのご相談を受けてきた経験からは、注意していただきたいポイントがいくつかあります。
慰謝料を請求された後の対応次第で結果は大きく変わってくる可能性があるためです。

それでは、慰謝料請求をされた場合に後悔しないためのポイントを順番に見ていきましょう。
慰謝料を請求されたからといって、すぐに振り込むべきではありません。
一度、振り込んでしまうと、その金額が過大であっても、後から取り戻すことが簡単ではないためです。
また示談書を締結する前に振り込みをしてしまうと、後から、追加の請求をされるリスクも残ります。
そのため、相手の弁護士から慰謝料の支払いを求められても、慰謝料を振り込む前に適正な慰謝料金額等をよく協議するべきです。
慰謝料を請求された場合には、誠実に対応をするようにしましょう。
感情的な対立が深まると解決が遠のいてしまうためです。無視したり、感情的な反論をしたりすることは避けましょう。
とくに、既婚者と知って不貞行為をしたのであれば、被害者の方に謝罪するのは当然のことです。
誠実に対応することで早期に解決しやすくなり、慰謝料金額が高額化することを回避することにも繋がります。
慰謝料を請求された場合には、示談交渉をすることを考えましょう。
当初の請求金額は過大なものとなっていることが多いです。有利な事情を整理し、判例に基づいて説得的に説明していき、適正な相場となるよう交渉しましょう。
慰謝料金額について折り合いがついたら、接触禁止条項や清算条項などについて協議していくことになります。
示談した内容を書面で明確にしておくことで、自分を守ることにも繋がります。
ただし、相手方の弁護士から提示される示談書については、相手方に一方的に有利な条項が含まれていることもありますので、よく内容を確認しましょう。
清算条項については、以下の記事で詳しく解説しています。
慰謝料を請求されたら、できるだけ早い段階で弁護士に相談しておくべきです。
方針を決めたうえで、一貫した対応していくべきだからです。一度、行った態様や発言を後から撤回することは簡単ではありません。
弁護士が入った段階で、すでに不利な態様や発言をしてしまい、証拠化されてしまっているということもあります。
とくに、相手の弁護士から電話がかかってきた際には、冷静な判断ができないままに不正確な発言や安易な回答をしてしまいがちですが、録音されていることがよくあります。
相手の弁護士から連絡があったら何かを回答する前に、弁護士から助言を受けておくべきなのです。
不倫慰謝料に強い弁護士を探したい場合には、是非、不倫慰謝料弁護士コンパスを活用ください。
不倫慰謝料は交渉力の格差が金額に影響を与えやすく、弁護士の経験や知識次第で結果も変わってきますので、弁護士であれば誰でもいいというわけではありません。
不倫慰謝料弁護士コンパスでは、不倫問題に注力している弁護士を探すことは勿論、地域や個別の相談内容から、あなたにマッチする最高の弁護士を探すことができます。
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以上のとおり、今回は、慰謝料請求された人の体験談について、ブログや知恵袋を紹介したうえで、心理や後悔しないためのポイントを解説しました。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
弁護士に相談する
籾山善臣
リバティ・ベル法律事務所
神奈川県横浜市中区尾上町1丁目4番地1関内STビル11F
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