2025年12月29日
不倫の考え方
浮気・不倫(不貞行為)の慰謝料相場はいくら?判例368個を独自調査
不倫慰謝料の相場は、50万~300万円程度です。別居や離婚の有無等の個別事情により金額は変わってきます。今回は、浮気・不倫(不貞行為)の慰謝料相場はいくらかについて、判例368個を独自に調査、分析したうえで解説します。
2025/12/31
不倫慰謝料を請求された


不倫相手の奥さんから慰謝料請求の連絡がきて届いていませんか?
奥さんに不倫がバレてしまったことに驚き、どうすればいいかパニックになってしまっている方もいますよね。
奥さんから慰謝料請求が届いた場合には、まずは状況を把握するために確認するべき事項がいくつかあります。
弁護士に相談したうえで、真摯に対応していくことで、慰謝料金額も適正なものとなります。
一方で、奥さんからの慰謝料請求については、やってはいけないNG行動もありますので注意が必要です。
とくに、慰謝料を請求された場合でも、支払いを拒否できる場合もありますので、本当に支払いに応じなければいけないのか慎重に検討しましょう。
奥さんからの慰謝料請求をされた場合でも相場は50万円~300万円程度であり、200万円を超えるような金額となるケースは多くありません。
不倫の証拠がなかったとしても、嘘をつくことはできませんので、不倫をしたことが事実なのであれば、証拠がないことを理由に責任を免れることはできません。
実は、私も、奥さんからの慰謝料請求をされたという相談を受けることが多いですが、当初より適正な金額となっているケースはほとんどなく、過大な請求と感じることが多いです。
この記事をとおして、奥さんから慰謝料請求をされた場合に知っておいていただきたいことを誰でも分かりやすいように説明していくことができれば幸いです。
今回は、奥さんから慰謝料請求された場合について、証拠なしのケースや無視はNGであることを説明したうえで、簡単な対応4つを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。

この記事を読めば、奥さんから慰謝料請求をされた場合にどうすればいいのかがよくわかるはずです。
目次
不倫慰謝料弁護士コンパスで
不倫慰謝料に強い弁護士を探す
奥さんから慰謝料請求をされた場合には、状況を確認することから始めましょう。
請求の内容を確認しないと適切な対応を検討することもできないためです。
奥さんから慰謝料を請求された場合には、以下のような通知書が届くことが多いです。

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例えば、奥さんから慰謝料を請求された場合には、以下の5つの事項を確認していきましょう。
それでは、これらの確認事項について順番に説明していきます。
奥さんから慰謝料請求をされた場合、最初に確認すべきなのは、通知書に記載されている請求金額です。
通知書には「精神的苦痛を金銭に換算する」として、高額な金額が記載されていることが多いからです。
例えば、不倫期間が短かったり、夫婦関係がすでに悪化していたりする事情があれば、減額の余地が生じることもあります。
まずは請求金額を冷静に確認し、相場から見て妥当かどうかを考えることが重要です。
次に、奥さんがどのような事実を根拠に慰謝料を請求しているのかを確認しましょう。
慰謝料は、不倫の内容や期間、関係の深さによって金額が変わるためです。
通知書には、「いつ頃から不貞関係を継続していた」「配偶者がいると知りながら関係を続けた」といった記載がされていることがあります。
これらの内容が事実と異なる場合、そのまま前提として話が進むと不利になってしまいます。
例えば、実際には短期間の関係だったのに、長期間にわたる不倫と書かれているケースもあります。
請求の前提となっている事実関係は、一つ一つ丁寧に確認する必要があります。
奥さんと配偶者との関係が、現在どのような状態にあるのかも重要な確認事項です。
なぜなら、離婚や別居の有無は、慰謝料の金額に影響を与える要素だからです。
通知書には、「不貞行為により別居に至った」「婚姻関係が破綻の危機にある」といった表現が使われることがあります。
しかし、その記載が事実かどうかは慎重に見極める必要があります。
例えば、不倫以前から夫婦関係がうまくいっていなかった場合や、すでに別居状態だった場合には、請求額が減額される可能性もあります。
婚姻関係が破綻の危機にあると記載されていても、別居や離婚もしていないこともあります。
奥さんからの慰謝料請求について、弁護士が代理人に就いているかも確認しましょう。
通知書の差出人欄に法律事務所名や弁護士名が記載されている場合、代理人が就いています。
代理人弁護士がいる場合、今後の連絡は弁護士を通じて行うのが原則となります。
奥さん本人に直接連絡を取ったり、感情的なやり取りをしてしまったりすると、状況が悪化することになります。
例えば、「今後はすべて当職宛てに連絡してください」と記載されている場合には、その指示に従うことが重要です。
また対等な立場で交渉できるよう、あなたも弁護士に相談した方いいでしょう。相手方の弁護士は、あなたの味方ではないためです。
最後に、通知書に記載されている回答期限や振り込み期限を確認しましょう。
多くの場合、「本書面到達後〇週間以内に支払うように」といった期限が明記されています。
いつまでに回答するかの目安となり、何もせず期限が過ぎてしまうと、法的手続きを進められてしまったり、不誠実とされたりすることがあります。
奥さんから慰謝料請求をされた場合には、感情に流されず、取るべき対応を一つずつ整理して行うことが大切です。
対応の順番や方法を間違えると、必要以上に責任を認めてしまったり、減額できたはずの慰謝料が高額なまま確定してしまったりするおそれがあるからです。
正しい対応を知っておくことで、不安を減らしつつ、冷静に話し合いを進めることができます。
例えば、奥さんから慰謝料請求をされた場合の基本的な対応としては、以下の4つがあります。

それでは、奥さんから慰謝料請求をされた場合の対応について、順番に見ていきましょう。
奥さんから慰謝料請求をされた場合、まず行いたいのは弁護士への相談です。
通知書の内容が法的に妥当かどうかや、支払い義務があるかどうかは、専門的な判断が必要になるからです。
請求書には、強い言葉や高額な金額が書かれていることが多く、自分だけで判断すると不安が大きくなりがちです。
弁護士に相談することで、請求額が相場と比べて高いのか、減額や拒否が可能なのかを冷静に整理できます。
例えば、請求の前提となっている事実が事実と異なっていたり、法的に責任を負わない可能性があったりするケースもあります。
最初に専門家の視点を入れることで、その後の対応を誤らずに進めることができます。
不倫が事実である場合には、素直に謝罪することが大切です。
謝罪の有無や姿勢は、その後の交渉や慰謝料金額に影響を与えることになります。
ただし、感情的に連絡を取ったり、事実関係を整理しないまま謝罪したりするのは注意が必要です。
謝罪と同時に、すべての請求内容を認めたと受け取られないよう、慎重に言葉を選びましょう。
例えば、「ご迷惑をおかけしたことについてお詫びします」と伝えつつ、金額や責任の範囲については今後話し合いたいと対応していくことが多いです。
謝罪は誠実さを示しつつ、法的な判断とは切り分けることも必要です。
奥さんから慰謝料請求をされた場合でも、請求された金額をそのまま支払うのではなく、減額交渉をしましょう。
不倫慰謝料には相場があり、個別の事情によって減額される余地があるためです。
減額交渉では、不倫期間の長さや関係の程度、夫婦関係の状況などを踏まえて話し合いを行います。
一方的に拒否するのではなく、法的な理由を整理したうえで交渉することが重要です。
例えば、離婚や別居に至っていない場合、短期間の関係だった場合や、夫婦関係がすでに悪化していた場合には、請求額が見直されることも多いです。
判例の傾向を踏まえつつ、適正な金額を目指して交渉しましょう。
慰謝料を支払った場合には、不倫相手に対して求償権を行使できる可能性があります。
求償権とは、共同で責任を負うべき相手に対して、支払った分の一部を請求できる権利のことです。
不倫は原則として二人の問題であり、どちらか一方だけが全額を負担しなければならないとは限りません。
そのため、奥さんに慰謝料を支払った後、不倫相手に一定額を請求することが考えられます。
例えば、慰謝料のうち半分程度を不倫相手に請求するといった形になるケースもあります。
将来的な負担を減らすためにも、求償権という権利があることも知っておきましょう。
奥さんから慰謝料請求をされたときは、正しい対応を取ることと同じくらい、やってはいけない行動を避けることが重要です。
焦りや恐怖から取った行動が、結果的に自分を不利な立場に追い込んでしまったり、問題を大きくしてしまったりすることがあるからです。
事前にNG行動を知っておけば、余計なトラブルを防ぐことができます。
例えば、奥さんから慰謝料請求をされた場合に、やってはいけないこととしては以下の7つがあります。

それでは、奥さんから慰謝料請求をされた際にやってはいけないことを、順番に見ていきましょう。
奥さんから慰謝料請求をされても、無視することはやめましょう。
無視をすると誠意がないと受け取られ、態度が硬化したり、法的手続きに進められたりするおそれがあるからです。
「対応したくない」「怖くて返事ができない」と感じることもありますが、何も反応しないのは逆効果となってしまいます。
例えば、すぐに結論を出せなくても、「現在、内容を確認している」「弁護士に相談している」と伝えるだけでも誠意は伝わります。
無視せず、誠実に対応をするようにしましょう。
請求書に記載された金額を、確認せずにすぐ振り込むのも避けるべき行動です。
一度、振り込んでしまうと、たとえその金額が過大であったとしても、取り戻すことは容易ではないためです。
後になって、やはり高額すぎたのではないかと悔しい思いをすることになりかねません。
示談書や合意書に、内容を理解しないままサインするのは危険です。
一度サインをすると、その内容に法的な効力が生じる可能性があるからです。
内容を十分に確認せずにサインしてしまうと、後で不利な条件に気づいても修正が難しくなります。
呼び出されて、その場で示談書にサインを求められてしまい、ついサインをしてしまったという方が後を絶ちません。
無理矢理書かされてしまったなどとの反論は立証のハードルも非常に高いので、安易にサインをしないように十分気をつけましょう。
奥さんからの慰謝料請求に関連して、仕事を辞めるよう求められることもあります。
しかし、その要求に安易に応じて退職するのは適切ではありません。
なぜなら、不倫慰謝料の問題と、あなたの雇用関係は原則として別の問題だからです。
退職を条件に話を進めることが、必ずしも解決につながるとは限りません。
例えば、「会社に連絡する」と言われて不安になったとしても、冷静に対応する必要があります。
退職してしまえば、あなたの生活に支障が生じてしまいますし、慰謝料の支払いをすることも難しくなってしまいかねません。
不倫に関するLINEやメッセージを、慌てて削除するのも避けるべき行動です。
後から事実関係を整理する際に、自分を守る材料まで失ってしまうおそれがあるからです。
証拠を消したくなる気持ちは理解できますが、削除が必ずしも有利に働くとは限りません。
例えば、やり取りの内容が一部誇張されていたり、誤解を解く材料になったりすることもあります。
焦ってLINEを削除しないようにしましょう。
奥さんの言葉に対して、感情的に反論したり、挑発的な態度を取ったりするのは避けましょう。
相手の感情を逆撫ですることで、交渉が難航したり、要求が強まったりすることがあるからです。
「証拠はあるのか」「その程度のことで大げさだ」といった発言は、火に油を注ぐ結果になりかねません。
感情のぶつかり合いは、解決を遠ざけてしまいます。
例えば、直接のやり取りを控え、弁護士を通じて冷静に話を進める方法もあります。
相手を刺激しない姿勢を意識しましょう。
最後に、不倫の事実がないにもかかわらず、早く終わらせたいという理由でお金を払うのは避けるべきです。
不倫をしていない場合には、毅然とした態度で事実と異なる点を指摘していく必要があります。
恐怖心から支払いに応じてしまうと、後悔することになりかねません。
支払う前に、本当に支払い義務があるのかを慎重に検討しましょう。
奥さんから慰謝料請求をされた場合でも、すべてのケースで請求どおりの金額を支払わなければならないわけではありません。
不倫慰謝料は個別の事情によって判断されるものであり、一定の条件に当てはまる場合には、減額されたり、支払い自体を拒否できたりすることがあるからです。
この点を知らないまま対応すると、本来支払う必要のない金額まで負担してしまうおそれがあります。
例えば、奥さんから慰謝料を請求されて減額や拒否できる代表的なケースとしては、以下の8つがあります。

それでは、奥さんから慰謝料請求をされた場合に、減額や拒否が検討できるケースについて順番に見ていきましょう。
肉体関係がない場合には、慰謝料請求が認められない、または大きく減額される可能性があります。
不倫慰謝料は原則として「不貞行為」、つまり肉体関係があることを前提としているからです。
単なる食事や連絡のやり取りがあっただけでは、直ちに不貞行為と評価されるわけではありません。
そのため、請求の前提として肉体関係が主張されている場合には、その点を慎重に確認する必要があります。
例えば、親しいやり取りがあったとしても、肉体関係に至っていないケースもあります。
事実関係を整理したうえで、支払い義務があるかどうかを検討しましょう。
相手が既婚者であることを知らなかった場合には、慰謝料請求を拒否できる可能性があります。
相手が既婚者だと知らずに交際していた場合、故意や過失が否定されることがあるからです。
例えば、相手から独身だと聞かされていたり、結婚していることを隠されていたりするケースもあります。
このように独身だと偽られていた場合には、むしろあなたは被害者であり、不貞相手に損害賠償を請求できる可能性も出てきます。
肉体関係が強制された場合には、慰謝料請求を拒否できる可能性があります。
自由な意思に基づかない関係であれば、不貞行為としての責任を負わないと考えられるからです。
立場の差や心理的な圧力によって、断れない状況に置かれることもあります。
このような場合にも、あなたは被害者であり、むしろ加害者に損害賠償を請求できる可能性もあります。
慰謝料請求には、消滅時効があります。
不倫慰謝料の時効は、「不倫と相手を知った時から3年」または「不貞行為の時から20年」とされています。
これらの期間を過ぎている場合には、時効を理由に支払いを拒否できる可能性があります。
ただし、消滅時効が完成していることを知らずに支払い義務を認めてしまうと、時効を使えなくなってしまうこともあるため注意が必要です。
消滅時効については、以下の記事で詳しく解説しています。
不倫以前から夫婦関係が破綻していた場合には、慰謝料が認められなかったり、減額されたりする可能性があります。
不倫による慰謝料が認められるのは、不倫により平穏な夫婦生活が害されるためであり、元々平穏な夫婦生活が送られていない場合には、害される利益がないためです。
例えば、長期間の別居や、実質的な婚姻関係の終了状態にあった場合などが考えられます。
既に夫婦間で離婚の話し合いが成立していて、形式的に籍だけの残していると言った場合もあります。
すでに不倫相手が奥さんに慰謝料を支払っている場合には、慰謝料請求が認められなかったり、減額されたりする可能性があります。
不倫による損害は一つであり、二重に賠償を受けることはできないからです。
例えば、200万円の慰謝料が適正とされる事案において、既に夫から200万円の支払いを受けていれば、あなたへの請求はできないことになります。
奥さんが不倫関係を認識し、事実上承諾していた場合には、慰謝料請求が認められないこともあります。
奥さんが不倫関係を承諾していた以上、権利が侵害されていたとはいえないとされたり、精神的な苦痛はないと判断されたりすることがあるためです。
ただし、奥さんが真意から同意していたのかどうかなどが争点となる可能性もありますので、同意があると言われても楽観視しないようにしましょう。
最後に、請求金額が適正な金額よりも高い場合には、減額を求めることができます。
不倫慰謝料には一定の相場があり、訴訟の判決で認められる金額以上の支払いをする必要はないためです。
奥さんから不倫の慰謝料を請求された場合でも、感情的な理由で金額が上乗せされているケースもあります。
むしろ、当初より適正な金額で請求されている事案は少なく、減額の余地がある事案が多いのです。
奥さんから慰謝料請求をされた場合の相場は、一般的に約50万円〜300万円程度です。
請求書に書かれている金額が必ずしもそのまま認められるわけではなく、相場から見て高すぎる場合には減額を検討する余地があります。
不倫慰謝料は一律に決まるものではなく、不倫の期間や態様、夫婦関係への影響など、さまざまな事情を総合的に考慮して判断されるものだからです。
例えば、別居にも、離婚にも至っていないような場合には、相場の中でも低い金額にとどまることがあります。
また、不倫期間が短かったり、不倫の回数が少なかったり、元々夫婦関係が良好でなかったりするような場合にも、慰謝料金額が低い傾向にあります。
このように、奥さんから慰謝料請求をされた場合でも、請求金額が相場に照らして妥当かどうかを冷静に確認することが大切です。
慰謝料を請求される場合には、当初、過大な金額を請求されることがよくあります。
相場を一つの基準として考えることで、不安になりすぎたり、過大な金額をそのまま受け入れてしまったりする事態を防ぐことができます。
不倫慰謝料の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。
奥さんから慰謝料請求をされた場合、証拠がないからといって、必ずしも払わなくていいとは限りません。
証拠が必要となるのは事実関係に争いがある場合だけだからです。
あなたが本当に不貞行為をしていたのであれば、証拠がない場合でも、不貞の事実を否定することは許されません。
一方で、本当に不貞行為をした事実がない場合には、不貞行為の事実があったことを請求する側で立証する必要が生じます。
ただし、直接的な証拠がないからと言って、直ちに不貞行為の事実が否定されるというわけではありません。
間接事実や当事者の証言など周辺的な事情から不貞行為の事実が認定されることがあります。
そのため、不貞行為の証拠がないからといって、当然に慰謝料を支払わなくてもいいとはならないのです。
もっとも、不貞行為をした事実がないのであれば、安易に謝罪したり、慰謝料の支払いに応じたりする必要はないでしょう。
奥さんから慰謝料請求をされた方の多くは、同じような悩みをインターネット上の質問サイトで見かけ、不安になりがちです。
知恵袋などの回答は参考になる部分もありますが、そのまま信じて行動するのは注意が必要です。
なぜなら、慰謝料の判断は個別事情によって大きく異なり、質問文だけでは重要な前提が抜け落ちていることが多いからです。
例えば、よく見られる質問としては、以下の3つがあります。
それでは、これらの質問について、順番に見ていきましょう。
【質問の概要】
不倫期間約1か月、不貞行為2回という事情にもかかわらず、不倫相手の奥さんから300万円の慰謝料を10日以内に支払うよう求める内容証明が届いた。
相手男性は離婚前提の別居と説明していたが、奥さんは修復前提と認識している。
このような事情で、300万円という高額な慰謝料が妥当なのかについて疑問を感じている。
【回答の概要】
慰謝料は請求額を自由に決められるが、法的に認められる金額には相場があり、短期間・回数の少ない不貞で300万円は高すぎると考えられる。
高額請求は交渉を見据えたものにすぎない場合もある。
また、一度離婚しない前提で慰謝料請求をして解決した後、同じ不貞を理由に上乗せ請求はできない。
相手との連絡は不利になり得るため控えた方がよい。
(参考:不倫相手の奥さんから慰謝料請求をされました。 – 不倫相手の… – Yahoo!知恵袋)
【質問の概要】
不倫相手の奥さんから、弁護士を立てていない状態で200万円の慰謝料請求を受けている。不貞行為はあるものの、結婚1年半・子なしで、不倫発覚後は別居している。
「弁護士を立てれば、すべての精神的苦痛について請求する」と言われており、弁護士が入ることで慰謝料額がどこまで増えるのか不安を感じている。
【回答の概要】
弁護士を立てていない状態で200万円の慰謝料請求を受けていても、弁護士が入れば300万円程度まで請求額が上がることはあり得る。
ただし、請求額が上がっても実際に認められる支払額の相場は変わらない。
本件のような一般的な不倫関係では、離婚する場合で約150万円、離婚しない場合で約80万円程度を、不倫相手と連帯して負担する可能性があるとされる。
(参考:私は不倫相手です。不貞行為に対する慰謝料200万円請求されま… – Yahoo!知恵袋)
【質問の概要】
不倫相手の奥さんから慰謝料を請求され、金額で折り合いがつかず裁判に発展した。不倫相手夫婦は離婚しない方針だが、300万円を支払わなければ話にならないとされている。
双方が弁護士を立てている中で、裁判では相場ではなく相手の言い値で慰謝料が決まってしまうのか、弁護士費用をかける意味があるのか不安を感じている。
【回答の概要】
裁判を避けるための方法として、不倫相手に直接会って冷静に話し合い、奥さんに訴えを取り下げてもらうよう説得してもらう案が示されている。
その代わりに、こちらも相手に不利益となる行動は一切取らず、慰謝料請求を含めてすべて解決するという条件を提示することで、問題を収束できる可能性があるとしている。
なお、代理人弁護士が就いている場合に直接交渉することは許されませんので、このような回答に従い行動するのは非常に危険ですので注意しましょう。
(参考:不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されているのですが、慰謝料の金額のこ… – Yahoo!知恵袋)
奥さんから慰謝料を請求されたブログとしては、以下の3つがあります。

これらのブログについて順番に説明していきます。
【概要】
不倫を繰り返す親友のリサが慰謝料を請求され、相手の嘘に絶望。距離を置いていたシズカに連絡が届く。
親友リサの不倫に悩み、距離を置いたシズカ。ある日、リサが相手の妻に不倫がバレて慰謝料を請求されたと知ります。
リサが信じていた「妻とは離婚する」という言葉は嘘で、幼い娘の前で妻に詰め寄られる修羅場を経験していました。
リサは多額の代償を払い男と別れますが、数週間後、絶望した様子でシズカに電話をかけます。自分の選択に責任を持つことの重さと、友情の行方を描く物語です。
【見どころ】
不倫相手の「離婚する」という残酷な嘘と、子供の前で繰り広げられた壮絶な修羅場が描かれています。また、親友を突き放しながらも、その苦境に心を痛め葛藤する主人公の複雑な心理描写も見どころです。
(参考:【修羅場】不倫バレで慰謝料請求された友人…信じていた男の”最低なウソ”に絶望|不倫に溺れる親友 [ママリ])
【概要】
自営業の40代女性が、高額な不倫慰謝料請求に対し弁護士に依頼せず、独力で交渉した記録を公開するブログです。
法律事務所の無料相談や判例集を駆使して知識を蓄え、相手方弁護士と応戦した末に慰謝料95%減額に成功した経緯を綴っています。
請求された側だけでなく、請求を考えている側にとっても実戦的な戦い方が学べる内容で、いざという時に役立つリアルな交渉術がセキララに公開されています。
【見どころ】
素人が弁護士を立てずに知識を武器に戦い、慰謝料を95%も減額させた逆転劇が最大の見どころです。
10年前の過去の清算にどう向き合い、相手方弁護士と渡り合ったかという生々しい交渉の裏側が必見です。
このブログの内容は、まるで丸腰の村人が、古びた地図(判例集)と知恵だけを頼りに、重装備の騎士(弁護士)に立ち向かい勝利する逆転の物語のようです。
(参考:不倫慰謝料請求された側の交渉の記録をアメブロで公開中|関ララ@不倫慰謝料請求された)
【概要】
職場の上司と不倫中の主人公が、相手の妻から慰謝料600万円を請求され、泥沼の現実に直面する。
上司のコウくんと不倫していたゆかりは、ある日突然、彼の妻から600万円もの慰謝料請求を受けます。
探偵に証拠を握られた彼は「これで一緒になれる」と浮き足立ちますが、彼女は高額請求と彼の無責任さに幻滅します。
「悲劇のヒロイン風の別れ」という妄想は崩れ去り、魔法が解けた彼女は、愛よりも減額交渉のための弁護士を必要とする皮肉な現実に直面するという、エモさの欠片もない結末が描かれています。
【見どころ】
修羅場の中でも、自分を美化した別れを妄想する主人公の逞しいエゴイズムが見どころです。
また、「クソバカ」と化した相手への痛烈な毒舌と、冷徹なまでに現実へ引き戻される心理描写が鮮やかに描かれています。
(参考:慰謝料600万の恋 – ゆらゆらタユタ)
不倫慰謝料に強い弁護士を探したい場合には、是非、不倫慰謝料弁護士コンパスを活用ください。
不倫慰謝料は交渉力の格差が金額に影響を与えやすく、弁護士の経験や知識次第で結果も変わってきますので、弁護士であれば誰でもいいというわけではありません。
不倫慰謝料弁護士コンパスでは、不倫問題に注力している弁護士を探すことは勿論、地域や個別の相談内容から、あなたにマッチする最高の弁護士を探すことができます。
初回無料相談や電話・オンライン相談可能な弁護士であれば、少ない負担で気軽に相談をすることができます。
どのようにして弁護士を探せばいいか分からないという場合には、まずは試しにこの不倫慰謝料弁護士コンパスを使ってみてください。
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以上のとおり、今回は、奥さんから慰謝料請求された場合について、証拠なしのケースや無視はNGである個を説明したうえで、簡単な対応4つを解説しました。
この記事の内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

まとめ
・奥さんから慰謝料を請求された場合には、以下の5つの事項を確認していきましょう。
確認事項1:請求されている金額(①)
確認事項2:請求の根拠とされている不倫期間や態様(②)
確認事項3:奥さん側の離婚や別居の有無(③)
確認事項4:代理人弁護士の有無や名称(④)
確認事項5:回答期限(振込期限)(⑤)
・奥さんから慰謝料請求をされた場合の基本的な対応としては、以下の4つがあります。
対応1:弁護士に相談する
対応2:不倫が事実なら謝罪する
対応3:減額交渉をする
対応4:求償権を行使する
・奥さんから慰謝料請求をされた場合に、やってはいけないこととしては以下の7つがあります。
NG1:無視する
NG2:すぐに振り込む
NG3:安易に示談書にサインする
NG4:要求に応じて退職する
NG5:LINEを削除する
NG6:相手の感情を逆撫でする
NG7:不倫の事実がないのに金銭を払う
・奥さんから慰謝料を請求されて減額や拒否できる代表的なケースとしては、以下の8つがあります。
ケース1:肉体関係がない
ケース2:既婚者だと知らなかった
ケース3:肉体関係を強制された
ケース4:時効が完成している
ケース5:元々夫婦関係が破綻していた
ケース6:不倫相手が慰謝料を支払い済み
ケース7:奥さんが不倫を承諾していた
ケース8:過大な金額を請求されている
・奥さんから慰謝料請求をされた場合の相場は、一般的に約50万円〜300万円程度です。
・奥さんから慰謝料請求をされた場合、証拠がないからといって、必ずしも払わなくていいとは限りません。
この記事が不倫相手の奥さんから慰謝料請求の連絡がきて届いて悩んでいる方の助けになれば幸いです。
弁護士に相談する
籾山善臣
リバティ・ベル法律事務所
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