村山大基弁護士
村山法律事務所
| 弁護士 | 村山大基 |
|---|---|
| 弁護士登録番号 | 51581 |
| 所属弁護士会 | 京都弁護士会 |
| 事務所 | 村山法律事務所 |
| 住所 | 京都府京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町403 FISビル333 |
| 最寄り駅 | 京都市役所前駅 徒歩1分 |
| 対応エリア | 全国 |
| 初回相談料 | 30分 5,500円 |
可能
相談可能
可能
可能
可能
可能
可能

| 営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
AM 平日09:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
PM 平日12:00~19:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
- 労働問題
- 不倫慰謝料
- 離婚問題
- 相続・遺産トラブル
- 交通事故
- 刑事事件
- 企業法務
- 借金・債務整理
- 債権回収
- 不動産・建築
現在営業中
(本日の電話受付時間:09:00〜19:30)
※お電話の際は、「弁護士コンパスを見た」とお伝えいただくとスムーズです。
自己紹介
はじめまして。村山法律事務所の弁護士、村山大基(むらやま だいき)です。
私は、京都市中京区の京都市役所前駅近くで、離婚・男女問題、刑事事件、借金・債務整理などを中心に、さまざまな法律相談をお受けしています。
弁護士の仕事は、今抱えている問題を整理し、これからの状況を少しでも良い方向に変えていくお手伝いだと考えています。
ご相談に来られる方の中には、相手とのやり取りに疲れてしまっていたり、ネットで調べても「自分の場合はどうなるのか」が分からず、不安を抱えていたりする方が多くいらっしゃいます。
弁護士が間に入ることで、相手方とのやり取りを代わりに行ったり、法律的な観点から主張や反論を整理していくことができます。
私は、ご相談の際、できる限り専門用語を使いすぎず、日常の言葉で分かりやすく説明することを心がけています。
法律的に難しい点がある場合にも、その点を正直にお伝えしたうえで、今後どのような対応が考えられるのかを一緒に検討して参ります。
「何から手をつければよいか分からない」「相手と直接話すのがつらい」といったお悩みがありましたら、一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
取り扱い案件
・不倫慰謝料
不倫慰謝料を請求された場合や、請求したい場合について、相手方との交渉や金額の見通しを整理しながら対応します。
☑ 不倫・浮気
☑ 慰謝料
☑ 不倫慰謝料を請求された方
☑ 不倫慰謝料を請求したい方
・離婚問題
離婚を考えている方や、離婚条件について話し合いが難しい方に、事情と希望を丁寧に整理しながら対応します。
☑ 離婚請求
☑ 離婚回避
☑ 別居
☑ 性格の不一致
☑ DV・暴力
☑ セックスレス
☑ モラハラ
☑ 生活費を入れない
☑ 借金・浪費
☑ 飲酒・アルコール中毒
☑ 親族関係
☑ 財産分与
☑ 養育費
☑ 親権
☑ 婚姻費用
☑ 面会交流
・犯罪・刑事事件
警察から連絡が来た場合や、刑事事件で今後の対応に不安がある場合に、事情に応じて対応します。
☑ 被害者
☑ 加害者
☑ 少年事件
☑ 児童買春・児童ポルノ
☑ 詐欺
☑ 痴漢
☑ 盗撮
☑ 暴行・傷害
☑ 窃盗・万引き
☑ 強盗
☑ 横領
☑ 交通犯罪
☑ 覚醒剤・大麻・麻薬
☑ 不同意性交・わいせつ
・借金・債務整理
返済が苦しくなっている方や、生活を立て直したい方に向けて、任意整理や破産などの方法を検討します。
☑ 自己破産
☑ 過払い金請求
☑ 任意整理
☑ 個人再生
・遺産相続
遺産分割や相続放棄など、相続に関するトラブルについて対応します。
☑ 遺言
☑ 相続放棄
☑ 相続人調査
☑ 遺産分割
☑ 遺留分侵害額請求
☑ 財産目録・調査
・交通事故
交通事故による損害賠償や慰謝料、過失割合などの問題に対応します。
☑ 死亡事故
☑ 物損事故
☑ 人身事故
☑ 後遺障害等級認定
☑ 過失割合
☑ 慰謝料・損害賠償
・労働問題
解雇、残業代、ハラスメントなど、労働・雇用に関する問題に対応します。
☑ パワハラ・セクハラ
☑ 給料・残業代請求
☑ 労働条件・人事異動
☑ 不当解雇
☑ 労災認定
・不動産・建築
賃貸トラブルや不動産売買、近隣トラブルなどに対応します。
☑ 賃料・家賃交渉
☑ 建物明け渡し・立ち退き
☑ 借地権
☑ 欠陥住宅
☑ 任意売却
☑ 土地の境界線
・企業法務・顧問弁護士
企業・事業者の人事労務や各業種の法律問題に対応します。
☑ 人事・労務
強みのPR
1.最初から最後まで担当します
当事務所では、ご依頼いただいた事件について、私が最初から最後まで担当します。
途中で担当者が変わることはありませんので、相談時にお聴きした事情やご希望を踏まえながら、継続して対応することができます。
「誰に話した内容なのか」「きちんと伝わっているのか」といった不安を感じずにご相談いただけるよう、責任をもって対応いたします。
2.「自分の場合どうなるか」を一緒に整理します
ネット上には多くの法律情報がありますが、実際には「自分のケースではどうなるのか」が分からず悩まれる方も多いと思います。
ご相談では、事情をお聴きしたうえで、法律的にどのような見通しになるのか、今後どのような対応が考えられるのかを一緒に整理します。
一人で悩んでいると、何から手をつければよいか分からなくなることもありますので、まずは状況を整理するところからお手伝いします。
3.分かりやすい言葉で説明します
法律問題では、専門用語が多く、説明を聞いてもかえって不安が残ってしまうことがあります。
私は、ご相談の際、できる限り日常の言葉で説明することを心がけています。
今どういう状況なのか、これから何ができるのか、法律的に難しい点はどこなのかを、できるだけ分かりやすくお伝えします。
4.依頼前に見積もりを確認できます
弁護士に依頼する場合、費用がどのくらいかかるのか不安に思われる方も多いと思います。
当事務所では、ご希望があれば正式に依頼する前に見積もりをお出しします。
相談後すぐに契約するかどうかを決めていただく必要はありませんので、費用面も含めてじっくり検討していただけます。
5.夜間・休日、電話・WEB相談にも対応しています
仕事帰りや休日でなければ相談が難しい方、遠方で来所が難しい方にもご相談いただけるよう、事前予約により夜間・休日の相談に対応しています。
電話相談やWEB面談も可能です。
ご都合に合わせて相談方法を調整できる場合がありますので、まずはお問い合わせください。
6.完全個室で落ち着いて相談できます
相談は、プライバシーに配慮した完全個室でお受けしています。
周囲を気にせず、落ち着いて事情をお話しいただける環境です。
事務所は京都市役所前駅から徒歩1分の場所にあり、近隣には駐車場もありますので、京都市内外からもご相談いただきやすい立地です。
人となり
趣味:読書、アニメを見ること、ジムに行くこと、立ち飲み屋に行くこと
経歴
2014年 弁護士登録
2016年 村山法律事務所を設立
著書
2025年 「不倫慰謝料を請求されたら読む本: 弁護士が解説〜慰謝料請求書やその後の交渉、裁判の解説など〜」
村山法律事務所とは
村山法律事務所は、京都市中京区にある法律事務所です。
私、村山大基が代表を務めています。
事務所は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩1分の場所にあります。
阪急京都本線「京都河原町駅」からも徒歩圏内ですので、京都市内外からご相談にお越しいただきやすい立地です。
当事務所では、離婚・男女問題、刑事事件、借金・債務整理などを中心に、相続、交通事故、労働問題、不動産、企業法務など、幅広い法律問題に対応しています。
ご相談は、プライバシーに配慮した完全個室でお受けしています。
また、事務所が入っているビルには弁護士以外のテナントも入っているため、法律相談に来たことが周囲に分かりにくい環境です。
周りの目を気にせず、落ち着いてお話しいただけるよう配慮しています。
当事務所では、ご依頼をいただいた事件について、私が最初から最後まで担当します。
途中で担当者が変わったり、事務員に作業を任せたりすることはありません。
ご相談時にお聴きした事情やご希望を踏まえながら、責任をもって対応いたします。
弁護士費用について不安を感じる方も多いと思いますので、正式にご依頼いただく前に、必要に応じて見積もりをお出ししています。
その場で契約するかどうかを決めていただく必要はありませんので、費用面も含めてじっくりご検討ください。
事前にご予約いただければ、夜間や休日のご相談にも対応可能です。
電話相談やWEB面談にも対応していますので、お気軽にお問合せください。
ご相談の流れ
1 お問い合わせ
まずは、電話またはメールフォームからお問い合わせください。
お電話をいただく際には、「弁護士コンパス」を見たと言っていただくとスムーズです。
ご相談内容を確認したうえで、面談日程や相談方法を調整いたします。
外出中や面談中などで電話に出られない場合があります。
その場合には、確認後できる限り折り返しご連絡いたします。
メールでのお問い合わせは24時間受け付けています。
2 日程・相談方法の調整
ご都合をお聞きしながら、相談日時を決めていきます。
事務所での面談のほか、電話相談やWEB面談にも対応しています。
仕事帰りなど、夕方以降の相談や休日の相談についても、事前にご予約いただければ調整できる場合があります。
3 相談前のご案内
相談に必要な持ち物や資料については、予約時にお伝えします。
本人確認書類のほか、事件に関係しそうな書類、相手方とのやり取り、請求書、契約書、裁判所から届いた書類などがある場合には、相談時にお持ちください。
相談料は30分5500円(税込)です。
ビデオ面談や電話相談の場合は、前払いでお願いしています。
4 法律相談
法律相談では、まず現在の状況やお悩みをお聴きします。
そのうえで、法律的にどのような問題があるのか、今後どのような対応が考えられるのかを、できる限り分かりやすくご説明します。
ネットで調べても「自分の場合はどうなるのか」が分からないことは多いと思います。
ご相談では、具体的な事情を踏まえて、今後の見通しや対応方法を一緒に整理していきます。
5 見積もり・依頼の検討
法律相談後、ご希望があれば、近日中に見積もりをお出しします。
その場で契約するかどうかを決めていただく必要はありません。
費用面や対応方針を確認したうえで、じっくりご検討ください。
お支払い方法については、法テラスを利用した分割払いのほか、事案によっては一部後払いにも対応できる場合があります。
相談時にあわせてお尋ねください。
料金表
| 項目 | 費用・内容説明 |
|---|---|
| 相談料 | 30分5,500円 |
| 離婚問題 | 着手金 離婚交渉:11万円~ 調停:22万円~ 訴訟:33万円~ ※調停からの継続依頼、訴訟からの依頼の場合は、事案に応じて調整いたします。 報酬金 離婚の成立:11万円~ 慰謝料・養育費等を得た場合:報酬金 実際に得た額を基礎に300万円以下の場合8% 300万円を超えるばあい5%+10万8千円 |
| 刑事事件 | 着手金 被疑者段階(裁判提起前)20万円~+税 被告人段階(裁判提起後)20万円~+税 報酬金 具体的な事案に応じ20万円~+税 |
| 借金・債務整理 | 着手金 個人の任意整理・過払い金請求:3万円+税 個人の破産申し立て(同時廃止):20万~30万円+税 個人の破産申し立て(管財事件):30万~40万円+税 個人再生:30万~40万円+税 報酬金 原則としてなし 過払い金請求は、実際に受け取った金額の20% |
解決事例
- 請求する側
- 請求された側
相談前
配偶者から、不貞を疑われている状況で、違うと反論しても聞く耳持たない状況でした。
どれだけ話し合おうとしても聞く耳を持たず疲れ切った状態で相談にお越しいただきました。
相手方が疑っている根拠や、依頼者の主張を詳しく聞き取り、
受任となりました。
受任後の大まかな経過について
当初、誤解であることを書面を通じてやりとりしていました。
説明を尽くしましたが、論理的に理解し難い内容も多く、
相手にはとにかく自分が思い込んだら絶対こうだ、という強いお考えがあるようでした。
その後、訴訟提起がなされました。
裁判では、やはり法律的に考えると不貞を証明しているとはとても言い難い主張で、
結局相手主張する不貞行為は判決で認められず、慰謝料も0円で終わりました。
心理的な負担と弁護士への依頼による軽減について
本人がどうしても裁判官に判断してもらいたいなどの事情により、
裁判ではおそらく不貞は認められないだろう、という裁判は実際にあります。
裁判にならずに話合いで決着するのが双方時間も労力も費用も低く収まるので望ましいのですが、
そうは言ってもどうしても合意できず裁判になることはあります。
個人的には法律相談の段階で裁判しても勝つ可能性は低いからやめた方がいいのでは、とお伝えするのですが、
このあたりはいろいろ考え方があり、負けが予想されることをきちんと説明した上で、受任なさる弁護士もおられます。
このタイプの原告は「言いたいことは全部言った上で裁判官に判断してもらった」納得感を求めておられるようで、
本人が作成した長文の(法律的には重要でない)資料がよく出てきたりします。
訴えられた側としては、やはり相当なストレスがかかるので、
必要であれば弁護士に依頼し、代わりに裁判に出頭する、反論書面や資料整理について助けを借りるなどすることで、
大きく負担が減ることになります。
裁判で適切に反論し、相手の請求を阻止するという経済的な面だけでなく、
心理的な負担の軽減というところを重視して依頼いただく場合もあります。
- 請求する側
- 請求された側
相談前
不貞行為によるいわゆる有責配偶者で、以前に他の弁護士に依頼して離婚調停をしたものの成立せず、
前に担当した弁護士から「有責配偶者だからしばらく離婚は難しい」と説明されて離婚を諦めたとのことでした。
詳しく事情をお聞きしたところ、不貞行為自体はこちらが悪いものの、請求額が高すぎるので大幅な減額が見込めること、その他相手にも浪費があるなど、断言まではできないものの交渉次第では離婚もありうると考えて受任しました。
相談後
離婚調停の中で、
・高すぎる(法律上絶対無理なレベルの)慰謝料請求額の減額についての主張
・財産分与等で、条件を譲歩することで離婚に応じるよう説得
を行いました。
当初、有責配偶者だから10年は離婚できないなど、断片的な知識をもとに相手も方針を考えていたようですが、
比較的新しい、有責配偶者であっても離婚を認められた裁判例なども資料として提出して、交渉しました。
結論としては、離婚に応じてもらえました。
弁護士のコメント
本件は、不貞慰謝料自体は、裁判まで争えばもっと減額できたと思いますが、
相手に離婚に応じて欲しいなどの事情もあり、ある程度相手の言い分を飲んで支払っています。
(もちろん、裁判まで争ってさらに長期化するより譲歩して解決したいという依頼者のご意向が前提です)
ポイントは、
「有責配偶者だからどうせ離婚は認められないだろう」と強気に出ていた相手に対して、
有責配偶者であっても割と短期間(数年など)で離婚が認められた過去の事例を指摘するなどして
このまま争っても近いうちに離婚が認められるかもしれない、それならほどほどのところで
離婚に応じた方が得だ、と相手を説得できたことです。
諦めずに一度弁護士に相談に行き、詳しい事情を踏まえてアドバイスを求めるのも良いと思います。
- 請求する側
- 請求された側
相談前
不貞行為発覚後、不倫相手の妻から詳細は伏せますが
「用意した示談書(裁判では絶対無理な高額慰謝料)にサインしろ。サインしなければ会社に不倫をバラす」
と脅され、持ち帰って検討したいと伝えたのに今でないとダメだ、会社に言うからなと言われて示談書に渋々サインしてしまったケースです。
不倫により慰謝料が発生するのは仕方ないとして、
いくらなんでもあんまりな金額だったので減額のために受任しました。
受任後の初動対応と、その後の交渉
受任後、大急ぎで
・この示談書は脅されて作成したもので無効である
・慰謝料支払いを全くしないというわけではなく、脅されて署名した高額すぎる慰謝料額は争う
という内容を内容証明郵便で送りました。
これに対して、脅していないとか自分の意思で署名したなどと反論があったものの、
おそらく向こうもやましいことをしている自覚があるようで、裁判にはならずに作成した示談書から大幅に減額して決着しました。
弁護士のコメント
理想はサインする前に弁護士に相談することなのですが、
弁護士に相談されると当然アドバイスを受けてサインしない方向になりますので
本件のように「弁護士や家族等に相談させない、今すぐサインしろと迫る」
ケースは残念ながらあります。
全てのケースでうまくいくとは限りませんが、
納得いかない場合は早めに弁護士に相談することをお勧めします。
例えば
・脅されてサインし、解放されたその日に警察に駆け込んだ
・脅されてサインした6ヶ月後に警察に行った
という場合では、脅されたという主張の説得力が変わってきます。
- 請求する側
- 請求された側
相談前
配偶者と不倫相手との関係が発覚しました。
証拠があるので不貞行為自体についてはおそらく争いがなさそうだと予想できました。
依頼者としてはできれば早めに、裁判にせず解決したいとのご要望でした。
相談後
慰謝料の請求に対して、相手方も弁護士に依頼し、弁護士同士での交渉となりました。
不貞相手が依頼した弁護士の報酬表を見ると、
・交渉段階は着手金無料で全国から顧客を集めている
・その代わり、裁判になった場合にはやや高めの報酬設定でバランスを取っている
感じの事務所でした。
このことから、
「この相手は弁護士報酬をかけてまで徹底的に争う気はおそらくない」と考えて交渉に臨みました。
損得の計算を冷静に算定する相手だったようで、当初不貞相手が提示してきた金額よりも増額を求めて交渉したところ応じてもらえました。
結果としては165万円で、お互い裁判で争うよりも良い解決になったと考えています。
得られる金額とコストのバランスについて
不倫慰謝料請求においては、
・いくらくらい取得できるか(減額できるか)
・そのためにどれくらいコスト(時間や労力、弁護士費用)をかけるか
をお互い考えて交渉します。
本件では、
・交渉段階着手金無料で、裁判すると割高な料金設定
の弁護士に相手が依頼していたことから、
裁判まで進んで弁護士費用が増大するくらいなら、慰謝料額を上乗せしてでもなんとか裁判にせず
まとめたがるのでは、と予想して交渉しました。
交渉段階で落とし所を探るにあたり、感情重視で損得抜きで動く相手なのか、採算をきちんと考えて動いてくる人なのか、
などの判断材料になるので参考になれば幸いです。
村山大基 弁護士の不倫慰謝料の解決事例一覧
―『不倫慰謝料を請求されたら読む本』に込めた思いと村山大基弁護士の弁護哲学―

京都市中京区で村山法律事務所を構える村山大基弁護士。離婚・男女問題、不倫慰謝料、刑事事件などに携わり、依頼者の話を丁寧に聞き、できることと難しいことを率直に伝える姿勢を重んじています。本インタビューでは、これまでの歩み、相談対応で意識していること、早期相談の意義について、お話を詳しくお伺いしました。
――弁護士を目指したきっかけを教えてください。
もともと、手に職をつけたいという思いがありました。
専門職はいろいろありますが、弁護士を意識するようになったきっかけの一つには、法廷を扱うゲームに興味を持ったこともあります。そこから法学部に進み、法律を学ぶ中で、弁護士という仕事に少しずつ関心を持つようになりました。
――法学部やロースクールで学ばれる中で、弁護士という仕事に魅力を感じた場面はありましたか。
法律相談に立ち会わせてもらう機会があったことは、印象に残っています。出張相談のような場面や、ロースクールのリーガルクリニックのカリキュラムで、弁護士事務所の法律相談に同席する機会がありました。
困っている方の話を聞き、法律的な見通しを伝え、相談者の方が少し安心した表情で帰っていく。そういう場面を見て、「こういう仕事はいいな」と感じました。人から喜ばれる仕事であることに、魅力を感じたのだと思います。
――実際に弁護士になってみて、学生時代に抱いていたイメージと違った部分はありますか。
実際に仕事をしてみると、依頼者側であっても相手方側であっても、自分に都合の悪い事情は控えめに話されることがあると感じました。もちろん、それ自体が珍しいことではありません。
ただ、こちらにとって不利な事情を後から知ることになると、見通しを立てにくくなります。そのため、相談の段階で「こちらにとってマイナスになる事情も必要なので、あえて聞かせてください」とワンクッション置いたうえで、率直に確認するようにしています。最初にきちんと事情を聞くことが、その後の方針を誤らないために必要だと考えています。
――離婚・男女問題に注力されている理由を教えてください。
最初から特定の分野に絞ろうと決めていたというより、離婚や男女問題の相談が自然と多くなっていきました。案件に取り組む中で経験が積み重なり、相談を受ける機会も増えていったという面があります。
男性側の相談を受けることも多いですが、もちろん妻側からのご依頼にも対応しています。どちら側であっても、事情をきちんと聞き、法律的にできることと難しいことを整理することを意識しています。
――離婚・男女問題の相談では、どのようなお悩みが多いですか。
男女問題では、不倫慰謝料に関する相談が多いです。離婚では、そもそも離婚するかどうかという問題から、親権、養育費、財産分与など、さまざまなご相談があります。
感情的な対立が強いことも多いため、法律的な話だけでなく、相談者の方が今どのような状況に置かれているのかを丁寧に聞くようにしています。
――今後、弁護士として特に力を入れていきたいことを教えてください。
長い目で見ると、面会交流や親子交流に関する問題にも取り組んでいきたいと思っています。
それまで親子で普通に会えていたのに、離婚や別居をきっかけに会えなくなってしまうことがあります。もちろん、事案ごとに事情は異なります。ただ、子どもにとっても親にとっても、必要な交流が実現できるように、法律家としてできることを考えていきたいです。
――不倫慰謝料を請求したいという方には、どのようなお悩みが多いですか。
請求したいという方の場合、まず証拠がどの程度あるのかを確認します。証拠が薄い場合には、無理に請求をすすめるのではなく、「この証拠では難しいと思います」と率直に伝えることがあります。
お金を払って依頼したのに、結局負けてしまうというのは、相談者の方にとっても避けたいことだと思います。そのため、見通しが厳しい場合には、厳しいと伝えることも弁護士の仕事だと考えています。
――証拠の見方についても、相談者の方と弁護士で違いが出ることがありますか。
あります。相談者の方が「これはすごい証拠です」と思っていても、法的には決め手になりにくいことがあります。逆に、ご本人がそれほど重く考えていない資料が、実は意味を持つ場合もあります。
そのため、証拠の内容、経緯、双方が何に引っかかっているのかを、できるだけ具体的に確認するようにしています。
――不倫慰謝料を請求された方からは、どのような不安の声が多いですか。
家族に知られたくないという不安は多いです。また、相手方から強い口調で責められたり、法外な金額を示されたりして、どうしてよいか分からなくなっている方もいます。
中には、相手方から強いプレッシャーを受け、冷静に判断できないまま署名や押印をしてしまいそうになった方もいました。そのような場合は、できるだけ早く弁護士に相談してほしいと思います。
――不倫慰謝料を請求された方に、まずどのような声をかけていますか。
済んだことについては責めない、という姿勢で接しています。もちろん、事情によって責任を考えなければならない場面はあります。ただ、過去のことをずっと悔やんでも、状況がよくなるわけではありません。
やってしまったことがあるとしても、そこから何ができるのかを考える必要があります。「これからできることを一緒に考えましょう」と伝え、少しでも前を向いてもらえるようにしています。
――相談前に特に気をつけてほしいことはありますか。
署名や押印をする前に相談してほしいです。
一度合意書などに署名・押印してしまうと、後から覆すのは簡単ではありません。まったく何とかならないわけではありませんが、状況はかなり難しくなります。
特に、相手方の弁護士が作成した書面は、相手方に有利な内容になっていることもあります。内容を十分に理解しないまま署名する前に、一度相談していただきたいです。
――相手方が感情的になっている場合や、直接やり取りをするのがつらい場合、弁護士が入ることでどのような変化が期待できますか。
精神的なストレスはかなり減ると思います。金額の問題もありますが、感情的な相手方と直接やり取りを続けること自体が大きな負担になることがあります。
中には、外では穏やかに見えても、当事者同士のやり取りでは強い言葉を使う方もいます。そういう相手との対応を第三者に任せられるだけで、気持ちがかなり楽になることがあります。
――刑事事件では、依頼者の方と接する際にどのような点を意識されていますか。
刑事事件でも、基本的な姿勢は同じです。やってしまったことは、後から動かせません。だから、これからできることに目を向ける必要があります。
示談、反省、再発防止のための取り組みなど、今できることにベストを尽くすことが必要だとお伝えしています。甘い言葉だけをかけるのではなく、厳しい見通しであっても率直に伝えるようにしています。
――刑事事件では、早い段階で弁護士に相談するメリットはどのような点にありますか。
刑事事件には時間的な制約があります。示談をする場合でも、早い段階で対応することで、捜査機関に資料として提出できる可能性があります。
また、被害者の方がいる事件では、対応が遅れること自体が、さらに怒りを招くこともあります。その意味でも、早めに相談することは大きな意味があります。
――被害者との示談交渉では、どのような点に気をつけていますか。
まず、被害に遭われた方に失礼がないようにすることです。そのうえで、相手の方の人となりや感情の状態を見ながら対応します。
ただし、被害者の方が望む内容であっても、すべて受け入れられるわけではありません。無理な要求に対しては、こちらの立場として難しいと伝える必要があります。そのバランスを見ながら進めることを意識しています。
――事件の解決後、依頼者が再出発していくために意識していることはありますか。
事案によりますが、依存症が関係するケースでは、医療機関や自助グループにつなぐことがあります。
刑事事件は、処分を軽くすることだけが目的ではありません。再犯を防ぎ、今後も相談できる先につながることも必要です。私選事件だけでなく、国選事件でも、必要があればそうした支援につなげることがあります。
――法律相談の際、分かりやすく伝えるために意識していることはありますか。
法律用語をなるべくそのまま使わないようにしています。たとえば、不倫慰謝料の問題で「不真正連帯債務」と言われても、一般の方には分かりにくいと思います。
その場合は、「不倫は2人で行うものなので、責任も共同で考えられる場面があります」というように、日常的な言葉で説明するようにしています。もちろん、不正確になってはいけません。ただ、法律用語を並べるだけでは、相談者の方が納得しにくいと思います。
――相談者の方が話しづらい事情を抱えている場合、どのような点を意識していますか。
最初に、「ここで話した秘密は守ります」と明確に伝えるようにしています。人に知られたら生きていけない、と感じるような重い事情を抱えて相談に来られる方もいます。
他の人に話せず、ずっと悩んできた方も少なくありません。私は、「何を話しても秘密は守ります」「分からないことや気になることがあれば遠慮なく聞いてください」と伝え、話しやすい雰囲気を作るようにしています。
――「できること」と「難しいこと」を伝える際に、意識していることはありますか。
難しいことは、難しいと伝えるようにしています。それを伝えることも弁護士の仕事だと思っています。
証拠が薄いのに「勝てます」と言ってしまうと、相談者の方にとってもよい結果につながりません。気を悪くされるかもしれないと思っても、「これは難しいと思います」ときちんと伝えることが必要だと考えています。
――依頼者の希望を聞き取る際、特に意識していることを教えてください。
相談者の方自身も、何をしたいのか整理できていないことがあります。そのため、「今の状況がどうなったらよいと思いますか」「どういう結果になれば少し楽になりますか」と聞くことがあります。
不倫慰謝料を請求された方であれば、「ある程度支払う必要があるのは分かっているけれど、今の請求額は高すぎる」と考えている方もいます。また、「周囲に言いふらすのはやめてほしい」という希望がある方もいます。そうした希望を聞いたうえで、実現できることと難しいことを整理していきます。
――相談後に「気が楽になった」と言われることがあるとのことですが、その理由はどのような点にあると思いますか。
悩んでいたことが整理されるからだと思います。すぐに現状を変えられるわけではありません。
ただ、「いくら考えても変えられないこと」と「今できること」を切り分けることで、気持ちが少し前に向くことがあります。将来に向けた道筋が見えると、少し楽になるのではないかと思います。

不倫慰謝料を請求されたら読む本: 弁護士が解説〜慰謝料請求書やその後の交渉、裁判の解説など〜 | 弁護士 村山大基 | 家事・生活の知識 | Kindleストア | Amazon
――2025年に『不倫慰謝料を請求されたら読む本』を出版されています。執筆しようと思ったきっかけを教えてください。
不倫慰謝料を請求された方が、十分な知識がないまま強いプレッシャーを受け、冷静に判断できない状況に置かれることがあります。
そうした方が、まず何を知っておくべきかを整理したいと思い、執筆しました。
――本の中では、どのような方に向けて、どのような点を伝えたいと考えましたか。
不倫慰謝料について全然知識がない方向けに書きました。ネットで断片的に調べるよりも、実際に対応する場合はどのように進むのか、裁判になった場合はどういう流れになるのかを知ってもらいたいと考えました。
また、「不倫をしていない」「認めるけれど金額が高すぎる」など、よくあるパターンごとに整理しています。
――不倫慰謝料や離婚問題について、ネットで調べるだけでは判断が難しいのはどのような点でしょうか。
ネット上の「相場」は、かなり大まかなものです。たとえば、「自分で交渉して300万円取れました」という情報があっても、それは相手方が早期解決のために300万円を払いたかっただけかもしれません。裁判になっていたら、もっと低い金額になっていた可能性もあります。
また、相手方の弁護士が作った書面は、相手方に有利な内容になっていることがあります。ネットの情報やAIの回答だけで判断するのではなく、個別の事情を踏まえて相談した方がよいと思います。
――村山法律事務所の特徴を教えてください。
事務所は地下鉄の駅から近く、相談室は個室です。法律相談では、人には聞かれたくない話をすることが多くあります。そのため、周囲を気にせず落ち着いて話せる環境であることは必要だと思っています。
また、私が一人で運営している事務所なので、ご依頼後に別の弁護士が担当するということはありません。最初の相談から事件対応まで、私自身が事情を把握しながら進めていく形になります。
――電話相談やWEB面談、夜間・休日相談には、どのような方が利用されていますか。
京都の方からの相談が多いですが、福井、兵庫、東京など、他の地域からの相談もあります。遠方の方は電話相談やWEB面談を利用されることがあります。
また、平日の日中は仕事で動けない方もいるため、夜間や休日の相談を希望される方もいます。相談前よりも少しでも状況が整理され、「相談してよかった」と思ってもらえるようにしたいと考えています。
――ご依頼いただく際の費用面で気を付けていることはありますか。
契約前に見積もりを出すようにしています。メールなどで、「今回の件をお受けするとしたら、このくらいの費用になります」とお伝えします。
成功報酬についても、どのような結果になった場合に、どのような計算になるのかを例示するようにしています。特に経済的利益の基準は分かりにくいことがあるため、できるだけ納得して検討してもらえるようにしています。
――休日はどのように過ごされていますか。
健康維持のために、ジムで軽く体を動かすことがあります。本格的に鍛えているというよりは、有酸素運動を中心に、無理のない範囲で体を動かしている感じです。
仕事では座っている時間も長いので、少しでも体を動かす時間は必要だと思っています。あとは、漫画を読んだり、ゲームをしたりすることもあります。ジャンプ系の漫画を読むこともありますし、最近は「Slay the Spire」というゲームもしています。
――相談者の方から、先生はどのような雰囲気の弁護士だと言われることが多いですか。
「話しやすい」と言っていただくことはあります。法律相談では、相談者の方が話しづらい事情を抱えていることも多いです。だからこそ、怖いと思われたり、萎縮されたりしないようにしたいと思っています。
一方で、何でも希望どおりに言うのではなく、難しいことは難しいと率直に伝えるようにしています。話しやすさと、必要なことをきちんと伝えることの両方を意識しています。
――村山先生の率直な言葉には、相談者を突き放すというより、前を向いてもらうための意味があるように感じます。
そうですね。相談に来られる方は、すでにかなり悩んでいることが多いです。その方に対して、過去のことを責め続けても状況は変わりません。
もちろん、法律的に厳しい点があれば伝えます。ただ、そのうえで「では、今から何ができるのか」を一緒に考えることが必要だと思っています。相談後に少しでも気持ちが軽くなり、今後の方向性が見えるような相談にしたいです。
――「もっと早く相談していればよかった」と感じるケースには、どのようなものがありますか。
合意書に署名した後や、調停で条件が決まった後に、「高すぎるので何とかならないか」と相談されるケースです。一度決まってしまった内容を後から覆すのは簡単ではありません。
決まる前であれば、流れを整理し直し、「その条件は高すぎるので難しいです」と主張できることもあります。判子を押す前、合意が成立する前に相談してほしいです。
――最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
まずは、うちに限らず、どこかの弁護士に早めに相談してほしいと思います。必ず依頼しなければならないわけではありません。区役所などの法律相談を利用する方法もあります。悩みを一人で抱え続けるより、法律相談で状況を整理し、今できることを知るだけでも、少し楽になることがあると思います。









